クリスエス君の足はだんだん衰えてきて、トイレにはいろいろ工夫はしてみたのですが、
すべってしまいなかなかうまくできなくなってきました。
お外だと、まだ何とか歩けるので、一日に何度かお散歩するようにしています。
そんなクリスを抱っこして玄関から出て行くと、ユキチャンがいつもクリスのことを
じーーーっと見ています。
試しに近くに座ってみました。
すると、ユキチャンが顔を近づけてきます。
こんなに接近したのは初めてです。
目がまったく見えないクリスは、ユキチャンの気配にびっくりしていましたが、少しすると
慣れてきたみたいです。
ユキチャンの耳をなめても、今度はユキちゃんもおとなしくしています。
ちょっとは仲良しになれたかな?
クリスは、まだ小さい時ドッグランに行っては大型犬とよく遊んでもらっていました。
そんな昔を思い出しているのかな?
ユキチャン、猫たちには知らん顔なのに、クリスエス君には興味津々です。
「頑張ってね!!」なんて励ましているのかもしれません。
2014年12月8日
闘病生活を続けながら、11歳になりました。
人間だと、ちょうど60歳、還暦です。
赤い「ちゃんちゃんこ」や帽子は着ませんでしたけど、ワンちゃん用の小さなケーキを買って
お祝いをしました。
足の麻痺、失明、ステロイドの長期服用の副作用で血糖値も上がり、少しづつ悪いところ
も増えてきました。でも、食欲と元気だけは衰えていません。
衰えるどころか、増すばかりです。
ステロイドを服用すると、食欲が増すらしいのですが、欲しがるだけ食べさせてしまうと
太って足に負担がかかるので、今の体重の3.5kgをキープしなければいけません。
毎回病院で、体重測定から始まります。
少し前まではオスワリもできたのですが、今はできなくなりました。
でも、お願い事があるときは、こうやって出来ないなりにもオスワリして待っています。
目は見えなくても、ちっちゃなケーキの匂いはわかっちゃったみたいです。
「クリス、お誕生日おめでとう~!!」
なんて言っても、聞いてなんかいません。
普段のごはんとは、まったく食べ方が違います。
よほどおいしいのでしょうね。あわてるから、クリームが鼻についたり、頭についたり・・・
写真を撮ろうとしても、今まで見たことがないくらいすごい勢いで食べるので、何枚撮影
してもピントが合いませんでした。
来年のお誕生日にも、おいしいケーキでお祝い出来るように、頑張ろうね!
2014年12月20日
11月上旬、小さくてやせこけ、毛並みはボロボロで、鼻水をたらし、もうすぐ死んでしま
いそうな猫が、勝手口の前に座っていました。
迷子になってしまったのかな・・・・
もう何年も前に、我が家にふらっとやってきて、何年か住みついてまたいつの間にか
いなくなってしまった「りーちゃん」♀という猫がいましたが…。
もしかして、りーちゃん?でも違うかな?でも、似てるような・・・
大人なのか、おばあちゃんなのかわかりませんが、「りーちゃん」と呼ぶことにしました。
上の写真は、1ヶ月たって、ようやく毛並みがきれいになってきたところです。
我が家に来てから2ヶ月近くたち、こんなにきれいになりました。
他の猫たちに比べると、まだまだ小さいですけどね。
ひげがすごく長くてびっくりです!
うちに来た時から、声がでませんでした。口では「にゃーーーぁ」って言っているのに・・・
今でも、鳴く事ができません。
でも、とっても人懐こく、いつも足元でスリスリしています。
誰かに飼われていたのかな・・・なんて思ったりもします。
まだうちに来たばかりの、薄汚い毛並みの頃は、猫たちもみんな避けるようにしていて、
りーちゃんが猫の部屋に入っていくと、みんな一斉に飛び出してきたり、ご飯を食べようと
近づいていくとみんな食べるのをやめてどこかへ行ってしまったり、いつもひとりぼっち
でかわいそうでした。
ごはんをたくさん食べているうちに、毛並みすっかりきれいになりました。
そうしたら、猫たちもみんな仲間に入れてくれるようになりました。
これは、ウッドデッキの猫ちゃんのサンルームです。ひとつのベッドに5匹ぎゅうぎゅうに
入っています。よく見ると左から2番目がリーちゃんです。こんなに仲良しになっています。
ちび子がリーちゃんの顔を。きれいにしてあげています。
うちの子になっていいからね、りーちゃん!
みんなと仲良く暮らしてね!
2014年12月27日