この時期になると、毎年仲間が集まり、町の加工所で自家用トマトジュースを作ります。
こぶしの湯という温泉施設の中にある加工所は、9月は予約がいっぱいです。
うかうかしていられません。予約の電話を入れると、空いているのは9月はたった
2日間だけでしたので、みんな何とか都合を合わせ、作ることが出来ました。
町内外のたくさんの人が、トマトジュースを作っているんです。とまとの収穫時期に
合わせるとなると、やはり9月に集中してしまうので・・・。
完熟トマトをカットし、ミキサーにかけます。そしてこの100キロ釜に入れて加熱します。
皮と実が分離したら、大きなボールに移し、それを今度は業務用の機械で裏ごし
します。再度鍋に入れ、沸騰直前まで加熱します。
そして出来上がりです。塩はまったく入れません。
出来上がったトマトジュースを瓶に詰め、王冠をして、脱気します。
今年もとても真っ赤でおいしそうなトマトジュースができました。
収穫したトマトの味で、トマトジュースの甘味と酸味のバランスが変わってきます。
市販のトマトジュースは、いつでも同じ味です。どうして同じなのでしょうね・・・。
2015年10月3日
青っぽい色をした玉子は、「アローカナ」という鶏が産みました。
今年、3月にひなを3羽買いひよこから育てました。もうそろそろ雪だという今頃に
なってやっと玉子を産むようになりました。
寒くなると、鶏は玉子をあまり産まなくなりますので、来年まで産まないのかと
心配になりましたけど、今年のうちにおいしいたまごが食べられてよかったです。
にわとり小屋の中には、アローカナをはじめ、名古屋コーチン、烏骨鶏、横斑プリ
マスロックがいます。
横斑プリマスロックは、黒と白の細かい柄のセーターのような模様の鶏で、品種名は
アメリカ東部マサチューセッツ州のプリマスで成立した事が由来だそうですけど、
アローカナは、南米チリ原産の鶏だそうです。
ひとにとても慣れていて、抱っこしてあげるとおとなしくしています。
ちょっと一風変わった顔ですが、とてもかわいいんです。
鶏たちは、玉子を産むと、大きな声で「コケーーーコッコ!!」と鳴いて、玉子を
産んだと知らせてくれます。
1羽が鳴くとみんな一斉に鳴き出すので、大騒ぎ、とてもにぎやかです。
これは烏骨鶏のオス♂です。ほほのブルーと、尾がとても美しいです。
1羽だけしかいないんですけどね。
こちらは、名古屋コーチン。
とてもりっぱです。
みんな食欲旺盛で、朝と夕方に餌をあげます。それに草や野菜が大好きです。
夏の時期は、毎日コンテナ一杯の牧草やクローバー、野菜の葉っぱ、発酵飼料を
作ってあげています。
もうすぐ、雪が降るよ。寒いのは、いやだね・・・!!
2015年10月23日