2月2019
今年も恒例の冬の花火大会「スターフェスタ2019 in あつま」が開催されました。
町の温泉施設「こぶしの湯」駐車場では、こちらも恒例「ランタン祭り」が行われ
ました。ランタンに火を灯して飾り、年男・年女による豆まきもあります。
ランタン祭りの会場まで、車で5分とかからない距離。
毎年毎年、会場まで行ってランタンを見たり、花火や干支文字焼きを見ていました
が、今年はめげました…。
寒い家の中で暮らしているせいか寒さと戦う気力がなくなりまして…。
でも、花火は見たい!!
・・・という訳で、目の前の田んぼ道に車を停めてそこから見ることにしました。
気温は-10℃ (゚o゚;;
写真を撮りたかったので、車の外で見ていましたが、厚着をしていっても、やっぱり
寒かったです。
先週は芸術花火、今日は恒例の花火、花火が続きました~(^O^)
今日から、さっぽろ雪まつりも始まり、冬のお祭りが目白押しです。
そして、寒さも最後の一山・・・この寒さを乗り切れば、少しづつ春に向かって
暖かくなりますね。
もうひと踏ん張り!
2019年2月4日
2月になり、やっとトレーラーハウスの入れ替え作業が行われました。
どれだけかかるのかなぁと思っていたら、わずか半日で作業が終了!
あっという間に新しいタイプが設置されました。
旧トレーラーハウスは、トレーラーに引っ張られ、どこかへ行きました。
こうやって公道を走るんですね。
短いお付き合いでしたが、ドアに貼られた7番のシールは印象的でした。
Uターンして、また家の前を通って行きました。
同じ白ですが、こちらは住居用の新しいタイプです。
これから、また電気、ガス、水道をつなぎ、便槽を埋め、階段をつける作業が
あり、入居まであと何日もかかります。
一番寒い時期を、斜めの家で過ごしましたが、何とか無事に寒さを乗り越える
ことができました。
他にも何軒か、トレーラーハウスを待っていた家があったようですが、これでやっと
全員のところに設置できたようです。
やっと、ひと段落。これからやっと引越しです。第一期の仮設住宅の入居が10月
末。それから4ヶ月目・・・(><)
2019年2月5日
猫たちは、本当に元気!
毎朝-20℃なのに、全員で玄関前でごはん待ち!
ドアを開けると一斉にみゃ~みゃ~・・・毎朝にぎやかです。
準備ができたら、みんなで仲良く並んで「いただきま~す!!」
寒くないのかな??
左から3番目が「まるちゃん」。体に丸い模様が2つあるからです。
あとは全員女の子。おばあちゃんが大半ですが(*´∀`*)
みんながごはんを食べている間にユキチャンの凍ったお水の入れ替え。
バケツをひっくり返すと、きれいなランタンが出来ています。
みんな、そのお水を飲みたがるので、順番待ちの列ができます。
最大ふたりまで、一緒に飲むことができるみたいです。
ペレットは、パサパサしてるから、お水が欲しくなるのかな。
でも、氷の器(゚o゚;;冷たくないのかな・・・・
もう少しで大寒波が通り過ぎるから、あとひと頑張りだよ!
2019年2月13日
2月上旬に被害の大きかった地域の集会場で「干し野菜教室」が
開催されました。
NPO法人 Rock The Life! ezorockという団体の方々の主催です。
冬はまきストーブを焚き乾燥しているので、室内は湿度計がLOの測定不能なほど
からからになります。
我が家でもその乾燥を利用して、室内は干しかごだらけ(^^;;
野菜は何でもあっという間にカラカラの見事な乾燥野菜になります。
ですから、干し野菜教室は、とっても嬉しい企画でした。
干し野菜教室では、乾燥の手順と言うよりは、干し野菜を使ったお料理を作る
ことがメインでした。
事前に作ってあった乾燥野菜で、石狩なべと、即席の漬物を作りました。
鮭は鮭トバを使い、味噌は「粉味噌」というパウダー状のものでした。
これは、乾燥じゃがいもです。品種はピルカ、うちでも栽培している品種です。
石狩鍋に入れた野菜は、生とはまた違った食感で美味しかったです。
この、じゃがいもは食感がよくておいしいと野菜の中でも一番高評価でした。
この教室をきっかけに、我が家でもますます干し野菜がパワーアップ!!
種類が何倍にも増えました(笑)
写真は、キクイモ、つぶした大豆、かぼちゃ、キャベツ、りんごですが、
その後も増え続け、きのこや小松菜、水菜、白菜などたくさん作っています。
雪解けと共に忙しくなりますが、そのときに乾燥野菜が大活躍してくれ
るでしょう。
2019年2月25日
「地震からもうすぐ半年たつね・・・」「やっと余震も無くなって落ち着いてきたよね…」
なんていう会話が多くなってきていました。
そこへ、また大きな地震です。
今回は、9月の地震ほど長くは揺れませんでしたが、ど~んと突き上げるような
揺れ方は同じでした。短い時間でしたがその瞬間の恐怖は前回と同じ、それ以上
だったかもしれません。
前回は食器棚や棚、家具などほとんどの家具が倒れてしまったので、それを
教訓にして、壁に金具で固定し対策をとっていました。
ですから、家具など倒れたものはありませんでした。
でも、揺れがひどかったので、棚に載せてある物はかなり落ちてしまいました。
せっかく前回生き残ってくれたものも今回はみんな割れてしまいました。
本当に残念なのは、またまた食器がみんな割れてしまったこと…(><)
9月にほとんど割れてしまい、その後、買い足したものや、頂いたものなどまた
みんななくなってしまいました。
無情です。
一瞬の揺れですが、洗面台がずれました。
あんなに重い薪ストーブや水槽、冷蔵庫が動き、ずれていました。
一瞬停電になったので、本当に9月の再来かと足が震えましたが、5分も経たないうちに
復旧したので、よかったーという気持ちでした。
全壊の家なので、揺れも大きく、被害がなおさら大きかったのかもしれません。
ほとんどの家では、被害がなかったそうです。ピンポイントで、うちだけ?
台所の換気扇の裏側の壁がずれました。壁が傾いたということなのでしょう。
外壁の亀裂は深くなり、床の傾きもひどくなりました。
地面にも亀裂が入っています。
雪が溶けないとどうなっているのかはわかりませんが…。
地震は午後10時過ぎ・・。まさについ数時間前にトレーラーハウスの工事が
終わって使える状態になったところでした。翌日から使う予定でしたが、
慌てて、トレーラーハウスに避難しました。本当にぎりぎりですが、避難できて
よかったです。
とりあえず布団だけは運んであったので温かいところで寝ることはできました。
…といっても、熟睡はできませんでしたけど。
家の片付けをしなければいけないのですが、少し気力がなくなり気味です。
張り詰めた糸がぷつんと切れてしまいそう…。
ですが、大丈夫(^O^)持ち前の元気さで、そんなに頑張れないけど
ぼちぼち頑張ろうと思います。
2019年2月25日
避難所で利用されていたダンボールベッドです。
いらなくなった人の分をもらいました。
小さなダンボール箱を組立て、中に仕切り板を入れてつぶれないようにします。
その箱を24個作ります。その箱をロの字型の箱に4つづつ入れます。同じ作業で
6個作ります。
それを3個づつ並べます。ベッドの基本が出来上がりました。
そこへ、大きなダンボールを広げます。
これで完成です。頑丈なものですね。避難所から仮設住宅へ持って行って使って
いる人も多いみたいです。
布団ひと組、毛布、枕は、厚真町から支給されました。
地震の前日に運び込み、組み立てたばかりでした。そのお陰で地震があった日は
布団で仮眠を取ることが出来ました。よかったぁ…。
トレーラーハウスにはテーブルセットとソファーも運び込みました。
これから、色々と運んでこなくては…。
2019年2月25日
地震の翌日、朝から片付けに追われていると、また取材スタッフが…。
最初に来たのが、「情報ライブ ミヤネ屋」でした。
9月の地震の時には、生中継で、スタジオの宮根さんともお話しましたが、
今回は収録だけです。
前回同様、ミヤネ屋の名物リポーターの中山正敏さんがやってきました!
2度目なので、勝手がわかっているのか、全然動じた様子がありません。
外観や、まだ片付けも終わらず散らかっている家の中も、カメラでたくさん撮られました
が、放映はそんなに長くありませんでしたね。
リポーターの中山さんと。
地震の翌日は、報道の人が乗ったタクシーを何台も見かけましたし、町はテレビ局
の人だらけでした。
撮影が終わった空き時間に、中山さんが「電化製品運んじゃいましょうか」と言って
町から支給された冷蔵庫と洗濯機をトレーラーハウスに運んでくれました。
手つかずでいたところだったので、運んでもらって大変助かりました。
中山さんは、とても気さくな方です。
トレーラーハウスのロフトに上がって、狭さを体験してもらいました。
……あ、また地震です。厚真町は震度2。急いで避難用の荷物を持ちましたが、
おさまりました。地震は夜が多く、尚更怖いです。
大きな地震を思い出し、しばらくは心臓のバクバクが続き、足はガクガクです。
早く、地震の怖さから解放されて、ゆっくり暮らしたいです。
2019年2月27日