4月2019
3月上旬、厚真町災害ボランティアセンターで、阪神淡路大震災・東日本大震災
からの歩み「語り継ぐ震災を聞く会」が開催されました。
お話してくれたのは、一般財団法人OPEN JAPANの吉村さんと萬代さん。
OPEN JAPANの方々は、北海道胆振東部地震の発生直後から、いち早く厚真町
に駆けつけ、長期間にわたり、土砂に埋もれた貴重品の取り出しをはじめ、
技術を必要とする様々な支援に携わってくれました。
半年経った今現在も、継続的に多岐にわたるボランティア活動をしてくれています。
昨年7月の大雨で甚大な被害がでた愛媛県でも支援活動を行っているので、愛媛県
と厚真町を行ったり来たりされています。
本当に頭が下がる思いです。
吉村さんには「阪神淡路大震災からの歩み」(写真上)、
萬代さんからは、「震災からの教訓と災害からの歩み」ということで、お話して
いただきました。
災害を体験したからこそ伝えられること、当時の津波の恐ろしさ、その時に思ったこと
感じたこと…心に届くお話でした。
その時を思い出すと、未だに辛いのに、語り部になってくれてありがとうございます。
私たちも、震災の揺れの恐怖は忘れようとして忘れられるようなものではありません。
今でも、ほんの少し揺れただけでも、ドキッとして心臓の鼓動が早くなり、しばらく
ドキドキして動けなかったりします。
これは、一生続くのかもしれません。
ボランティアの皆さんにお世話になっている私たち、早く穏やかな生活を取り戻し、
今度は「私たちができること」をしなくてはいけませんね…。
みんな、頑張りましょう!
2019年4月9日
ユキチャンの角の片方は、ちょっと変…曲がって、ちょっと短いの。
その角が…ポキッと折れちゃった!!
でも、不思議~!
折れちゃった角の中は空洞で、ユキチャンには、小さな角が生えてる~(゚o゚;;
今度は、真っ直ぐに生えてくれるといいんだけど、どうかな?
ユキチャンは、冬の間は脂肪を蓄えて寒さをしのいでいるのか、ちょっと太り気味!
今年は、-20℃以下の日が何日もあったもんね。
寒さに負けずによく、頑張ったね(*´∀`*
2019年4月13日
全壊の家と納屋の公費解体を、厚真町に申し込んでいました。
公費でやってもらうことなので、自分の都合に合わせてもらうことができません。
時期がいつになるのか、全くわからず来年になるかもしれないと思っていたのですが
なんと、3月下旬に担当業者が測量にきました。
うちの解体が6月に決まったのだそうです。
こんなに早いと思わなかったので、びっくりしました。
それに合わせて、自宅の荷物、納屋の中の物を出さなくてはいけないので
わぁ、大変!!時間がな~い(><)
すぐに荷物の箱詰め作業に取り掛かりました。
困るのは、荷物の置き場所です。
色々考えた結果、トレーラーハウスの横にビニールハウスを建て、日陰になるように
厚地の白いビニールを張りました。
4月になると、畑仕事も始まります。
あっちもこっちもやらなくてはいけないので、大忙しです。
6月までには、すべての荷物を運び出し、納屋の道具なども全部どこかに移さな
くては……(;_;)
同時進行はもうひとつ……。
自宅の再建です。
資金がないので自分たちで建てるつもりでいましたが、基礎工事はやはり専門の
業者さんに頼んだ方がいいというアドバイスを受け、基礎工事と屋根は業者さんに
やってもらうことにしました。
内装や外壁などは、自分たちで作ろうと思います。
今の家の窓やドア、システムキッチン、近所でもらった廃材などを使って作るので、
どんな家になるのかわかりませんが、とっても小さな家になることは決まっています。
大変だけど、頑張らなくては……(,,゚Д゚) !
2019年4月13日
3月下旬、少しだけ埼玉の実家に帰ってきました。
幸運なことに、ソメイヨシノが満開✿✿✿
実家の近くでお花見三昧してきました。
埼玉に着いた時は、まだ7分咲きだった桜も日々開花が進み、滞在中に満開の
桜を見ることができました。
北海道は、ほとんどがヤマザクラ。やっぱり慣れ親しんだソメイヨシノが見たくなり
ますから…。
桜の花には、たくさんの鳥が花をついばみにきます。この鳥はヒヨドリ。
桜の花の中の野鳥の鳴き声が賑やかです。
歩いて5分の公園は穴場です。
誰もいないので、満開のさくらを独り占めです。
両親とあっちこっちでお花見できました。
ここは、加須市の玉敷公園。推定450年以上の大藤が咲き誇ることで有名な
公園ですが、桜もきれいなんです。
こちらは、「無線山・KDDIの森」西側のソメイヨシノの並木です。
大宮大地の東端に位置する面積4.8ヘクタールの樹林地です。
かつて、国際電信電話㈱(KDDI㈱)の無線局「小室受信所」が設置されて
いたことから、地元では「無線山」の愛称で親しまれてきました。
桜まつり期間中は、夜桜も楽しめました。
提灯の明かりに照らされた桜は、何とも美しい…
ずっと見上げていたいと思いました。
本当にきれいでした。
道を隔てて、日本薬科大学があり、学食の薬膳カレーが有名です。
食べてみたい!
反対側の道を隔てたところには、埼玉県立がんセンターがあります。
慌ただしい日常の中で、桜に心癒された日々でした。
2019年4月27日
雪が溶けるとすぐに、道路の測量が始まりました。
通行できるようにはなっていますが、道路脇には、はがれてしまったアスファルトが
今でも山積みになっています。歩道も隆起したところが、多くあります。
トレーラーハウスの周りが雪解け水でぐちゃぐちゃです。
ぬかるんで歩くのも大変だったので、砂利を入れて、重機でならしてもらいました。
またボランティアの方たちに力を貸してもらいました。
震災から半年経っても、困ったことがあれば手を貸してくれます。本当にありがたい
ことです。
玄関前の段差を苦労して昇り降りしていたら、階段も作ってくれました。
なかなか、作れそうで作れずにいたので、本当に助かりました。
これで安全に自宅とトレーラーハウスを行き来出来るようになりました。
斜面に、こんなにりっぱな階段ができました!
歩幅もちょうどいいですよ!!
これで斜面からずり落ちることもなくなりました。
私たちより先に、ねこ達が利用してる~(*´∀`*)
ねこ達も階段が出来て嬉しそうです。
OpenJapan(一般社団法人オープンジャパン)の皆さん、いつも笑顔と力を
ありがとうございます。m(__)m
2019年4月29日
埼玉の実家の近くには、昔ながらの和菓子屋さん、新しくできた和菓子屋さん…
美味しい和菓子がいつでも食べられます。
この時期、どのお店にも「さくら餅」「うぐいす餅」の、のぼりや張り紙が貼ってあります。
ついついつられてお店へと足が向いてしまいます。
そうそう、関東のさくら餅は、クレープのように巻いてあるタイプです。
どこのお店もそれぞれ、みんな美味しいのです。
こちらには、あまり和菓子屋さんがありません。
厚真町には1軒もありません。隣町の和菓子屋さんで買ったうぐいす餅は……
青かった!!
ちょっとびっくりしました。
埼玉では、和菓子屋さんで売っているお赤飯もよく買って食べていました。
でも北海道のお赤飯は、甘納豆を入れて炊飯器で炊くので、別の食べ物と言っても過言ではありません。
普通に食べていたものが食べられないので、「あ~、あれが食べたい」「あ~
これが食べたい…」たくさんあります。
食生活の違いは、大きいですね。
2019年4月29日