7月2019

自宅の公費解体

 

blog19-0315050

6月下旬、公費解体が始まり、2週間で自宅と納屋がきれいさっぱりなくなりました。

18年前に、離農した古い家と畑を買い、自分たちの手でリフォームした思い出の

たくさん詰まった家でした。すきま風で、冬は辛かっらのですがそれ以外は

快適でしたから、残念ですね…。

 

blog19-0427072

解体開始日まで、荷物の運び出しに追われました。

やり始めたときは、楽勝だと思っていたら、いつまでたっても終わらない…。

自宅の荷物の運び出し、新しい納屋を作って、古い納屋の荷物を移す、ユキチャン

の新居を作る。短期間にみんな同時にやらなくてはいけなくて、本当に大変でした。

 

blog19-0527089

だいぶ家の中も物がなくなったところで、写真もたくさん撮りました。

ここは、リビング。大きな窓の前にはヤギのユキチャンがいました。

リフォームした時に、天井を落としたら立派な梁(はり)が出てきたので、時間を

かけて磨きました。とても気に入っていました。

 

blog19-0477081

右はリビング、真ん中は玄関、左側は和室です。

玄関にはタイルを貼り、ドアも自分で作りました。

この辺の陥没がひどく、一番傾きが激しかったところです。

 

blog19-0708098

リビングの隣はカウンターで仕切られたキッチン。

壊れてしまった食器棚や、冷蔵庫など大きなものの運び出しや荷物の

処分などは、ボランティアさんに手伝っていただいたので助かりました。

 

blog19-0517088

仕事場だった和室。

ここは、基礎の破損がひどく、床下の束石(つかいし)が倒れていて、

愛犬むぎちゃんが走っただけでも、部屋が揺れました。

床にも大きな隙間が出来ていました。冬、寒かった訳です。

 

blog19-0748102

和室の前に作ったサンルーム。

冬は、日差しがとても温かく、とても好きな場所でした。

 

blog19-0046006

2階は、レトロな雰囲気で眺めがよかったのです。

窓が落ちそうになって、危険ではありましたけど。

 

blog19-0066009

2階のもうひと部屋。

荷物をどけると、壁と床にすごい隙間が出来ていました。

そういったひとつひとつの隙間やひび割れなどを見ると、やっぱりこの家には

そう長い時間は住めなかったのかな…とあきらめもつきます。

 

blog19-0885145

ユニットバス。余り物を格安で買えたので、広いんです。

ユニットバスの業者さんに図面をもらい、このお風呂が入れられるように、

コンクリートを壊し、基礎部分を作り、苦労して設置したことを思い出します。

 

blog19-0547091

そして最後に…階段を支えてくれた柱の隣の支柱。

ボランティアさんにつけてもらったお陰で、この家に、最後の最後まで住んでいら

れました。感謝の気持ちがいっぱい詰まっています。

解体は、自宅の窓や建具などを取り外したあと、納屋を解体し、今度は重機で

自宅を解体しました。

長いようであっという間の2週間でした。

 

納屋の公費解体

 

hukkou19-0608081

納屋は、地震直後の判定では「半壊」でしたが、度重なる余震と2月に起こった

震度6強の地震で、かなりのダメージを受けてしまいました。

納屋に隣接して作った車庫も巻置き場も全部解体されました。

 

hukkou19-0538071

外側は、ボロボロで補修したり、雨漏りを直したりしながら使ってきました。

でも、中を見ると太くて見事な梁があります。今の時代には手に入らないものです。

自宅を作るときに使いたかったので、解体業者さんにお願いして残してもらいました。

 

hukkou19-0468064

梁は、納屋の端から端までの長さです。

とても固く、切るのも大変なようで、加工がうまくできるかが問題ですが…。

ここで、ずっとじゃがいもの仕分けをしてきたので、今年は場所がなくて困りました。

収穫までに、何とかしなくては…

大工仕事は、永遠に続きます(ーー;)

 

hukkou19-0558073

中二階には、馬の牧草やわらを置いていたようです。

 

hukkou19-0257043

屋根はギャンブレル屋根。北海道でよく見られる形の屋根です。

この屋根を残したくて、色々な人に相談したりしましたが、損傷が激しく、危険なので

残すことができなかったのが、とても残念でした。

 

hukkou19-0308048

納屋は、建具もほとんどなかったので、あっという間に解体が終了しました。

毎日、作業が終わって、業者さんが帰ってから、少しづつ無くなっていく建物を

色々思い出しながら見ていました。

 

自宅の解体・続編

 

hukkou19-0898131

解体工事は、着々と進んでいきました。

毎日、工事の人達が帰った後で、家の中を覗いたりしていました。リフォームには

とても時間がかかったけど、壊すときはあっという間です。

 

hukkou19-0099017

中の建具も仕切りの壁もなくなりました。

分別ゴミの袋が日毎にどんどん増えていきます。

以前は、重機でガチャンとやってしまったようですが、今は廃棄の仕方も変わって

きちんと分別して捨てなければだめなんだそうです。

 

hukkou19-0109018

こうやって、この家の最期を見届けられたのは、よかったです。

自分たちで貼った壁板は、頑丈すぎるくらい念入りに付けてあって、はがすの

には、ちょっと苦労していたようでした(^^;

 

hukkou19-0139021

カウンターの板も、丁寧にとって残してくれました。

新しい家にも、またこんなカウンターができるといいな。

 

hukkou19-0169024

2階の天井をはがすと、また立派な梁がでてきました。

築60年のこの家は、基礎が大破していても、倒壊はしませんでした。

構造自体はしっかりしていたのがよくわかりました。

家の中の解体作業が終わったので、次は重機でバリッと壊すようです。

 

重機で解体作業

hukkou19-0130019

これからは、重機の出番です。

外壁のモルタルをはがしていきます。

ユキチャンのおうちは、トレーラーハウスの前に製作中なのですが、遅れています。

ほんとは重機で壊す前に移動したかったのですが…。。

もう少し待っていてね。

 

 

hukkou19-0480080

数日で外壁がなくなり、木の家みたいです。

はがしたモルタルは、トラックに積んで、何回も何回も運ぶので、ガラが山積みに

なることもなく、どんどんスリムになっていきます。

町内に、公費解体用の廃材置き場が出来たのですが、あちこちで解体しているので

だんだん、廃材の山が大きくなっていきます。

 

hukkou19-0590099

今度は納屋です。

納屋の隣に作った車庫と、まき置き場が最初になくなりました。

次は屋根をはがします。重機は、まるで手の指みたいに屋根をはがしたり、

トタンをはがしたりするので、すごいなぁ…と思いました。

 

hukkou19-0670113

この日は、久しぶりの青空!

バリバリバリ!!!っという大きな音とともに解体が進んでいきます。

納屋のりっぱな梁(はり)と、立派な床板は残してくれるようにお願いしました。

 

hukkou19-0031005

希望通り、梁と床板が取れるような手順で、作業を行ってくれました。

太い梁はかなりの重さですから重機でなくては持ち上がりません。

 

hukkou19-0111025

こうやって重機でつかんで取り外してくれました。

もうすぐ解体も終わります。

 

動物たちも大変だぁ!

 

ani19-0620104

動物たちも、環境が一変しました。

愛犬むぎちゃんは、トレーラーハウスでの生活です。

ケージを置く場所も、ひだまりのお昼寝用のベッドも、ちょっと寒い時に

もぐり込んでいたこたつもありません。

ちょっと心配です。新しい環境に慣れるかな?

 

ani19-0730123

ユキチャンは新居を建設中!

今までは、夜も人の気配を感じて安心していたのに、私たちがトレーラーハウス

に移動して、ぽつんとひとりぼっちになり、淋しそうです。

新居が完成するまであと一歩!もう少しの辛抱ですよ、

 

ani19-0202036

勝手口が無くなり、寝る場所がなくなっちゃってどうしよう…と心配していた

猫ちゃんたちは、意外にもそれぞれ快適に寝られる場所を見つけて、楽しそう

です。

物置用のビニールハウスの布団や、ソファーの上に猫ちゃん専用のマットを敷いて

あげたら、分散してそこに寝ていたりします。

私が猫達用に用意したりすると、意志が通じるのか、ちゃんとこちらの思う通り。

そこがまた、かわいいところです。

廃材の山に乗ったりして遊んでいます。

作業員の人にもたくさん遊んでもらいました。

 

公費解体も終了

 

hukkou19-0671123

解体業者さんにお願いして、色々残してもらいましたが、いちばん大物の

ユニットバス…これも残してもらえました。

どうやって取り出すか方法を考えてくれた結果、ロープをかけて重機で釣り上げる

というやり方で運び出してくれました。

時間もかかり、苦労されていましたが、慎重に作業してくれたお陰で、無傷で

きれいに残りました。今は、ビニールシートで覆って、庭に置いてあります。

新しい家で、使えるようになるまでの間ですが…。

 

hukkou19-0751136

ユニットバスの運び出しも無事終了し、あとは一気に壊していきました。

あっという間に、家が小さくなっていきます。

 

hukkou19-0801146

木材の処理が終わったら、最後は基礎のコンクリートを壊して処分場に持って

行きます。

この家に来た当初、基礎にヒビがあるのを発見し、自分たちで補修した部分が

あるのですが、その部分は頑丈で、割れたりもしていませんでした。

その当時、ヘロヘロになって、セメントを練って作った基礎…その時々のこと、

思い出しますね。

 

hukkou19-0831152

勝手口のコンクリートの壁が最後に残りました。

残りあと少しです。

 

hukkou19-0843177

基礎の処分も終わりました。

自宅の太い柱も残してもらいました。そのまま山積みにしておくと傷んでしまうので

井桁に組んでもらいました。

最後の最後まで、手のかかるお願いをしてしまいましたが、快く引き受けていただ

きました。

 

hukkou19-0923193

公費解体が終了しました。

自宅と納屋がなくなると、こんなに敷地が広かったのかと驚きます。

計画では、今まで自宅があった場所より、少しずらたところに家を建てるつもり

でいます。

陥没がひどかった所から、少しでも離れた方が安心だということで。

 

hukkou19-0034006

新しい納屋と、鶏小屋が小さく感じます。

解体が終わって、また計画が少し前に進みました。

 

慌ただしく、時間に追われる毎日が、ずっと続きましたが、やっと一息つける

時間がもてるようになりました。

…といっても、夏の終わりには、新しい家を作り始めなければいけないので、

また大変ですけど…(^^;

 

hukkou19-0963201

ハーブやお花を植えていた庭は、全部残りました。

長年かけて、宿根草などを植えてきたので、本当によかったです。

真ん中には、木道がありましたが、斜めになってしまったので、とってもらいました。

木道を通って、玄関だったのですけどね…。

 

ユキチャンもお引越し!

 

ani19-0598078

公費解体が始まる前にユキチャンのお家も完成させたかったのですが、

とてもとても時間がなくて遅れてしまいました。

早く作らないとね!!

土地が斜めなので、土台作りには少し苦労しました。

 

ani19-0798112

場所は、トレーラーハウスと鶏小屋の間です。

敷地は狭くなりますが、今までのおうちよりも、天井が高く広いんです。

壁が出来ていきます。

 

ani19-0870145

扉は、玄関のドアを半分に切ってつけたり、前のおうちで使っていたものを再利用

したり、壁の板は、解体された自宅の廃材を使いました。でも、なかなかいい感じに

なったと思います(^O^)

屋根を付けて完成です。

 

ani19-0950159

おうちは大きくなったけど、庭は小さくなっちゃいました。

重機で、自宅の解体が始まる前に引越しができてよかったです。ユキチャンも

ここは仮設住宅。

新しい自宅が完成したら、また移動だね…

 

ani19-0930155

ユキチャンは、自宅の解体作業が始まると、放牧にも行けず、ガシャンガシャンと

大きな音はするし、私たちの姿は見えないし、自宅は無くなっていくし…

とても不安な4日間だったのだと思います。

新しい家に引越しをしたら、今までにこんなに鳴いたことがあるだろうか…と

思うくらい鳴き続け、鳴きすぎて声も低音でかすれています。

本当に寂しかったのでしょうね。夜も不安で寝られなかったのかもしれません。

 

ani19-0820138

少し安心して鳴きやんでも、私たちの姿が見えなくなると、またメェ~メェ~と

鳴くんです。

今まで呼んでも来なかったのに、「ユキチャ~ン」と呼ぶと走ってきます。

性格も穏やかになってよかったなと思っていたら、今はまたやんちゃなユキチャン

に戻ってます。

トレーラーハウスの周りに、動物たちも集結!

鶏たち、ねこ達、ユキチャン、私たちが、今までより寄り添って暮らしています。

とてもコンパクトになって、私たちにとっても、心地よい暮らしです。