
うちの年末年始は、妻は埼玉の実家へ帰省。夫は動物たちとお留守番です。
私は、左手にギブスをしての旅でしたけど、困ったときは助けをかりながら、
何とか無事に行ってくることができました。
以前は、父親の運転で遠出もしましたが、今は高齢になり、家族旅行は
弟の運転で連れていってもらいます。
今年は、北茨城を回ってきました。

ここは「竜神大吊橋」。
平成6年、美しいV字谷の竜神峡に架けられた、歩行者専用の吊橋です。
全長446m主塔間長375mは12年間にわたって、日本一の長さを誇ってき
ましたが、平成18年に大分県に九重夢大橋ができ、長さ日本一の座を
奪われました。
さらに平成27年には、静岡県三島市に、三島大吊橋ができ、今はそこが
日本一の大吊橋なのです。
日本で3番目に長い吊橋ですが、橋の上から谷底めがけて落下する
高さ最大100mの竜神峡バンジージャンプは、日本一の高度差です。
こちらは、ずっと日本一の座を守っていられそうですね。
この日は、強風が吹き、夕方だったのでほとんど人はいませんでした。
紅葉の季節は絶景なのだと思います。

家族みんなソフトクリームが大好き!
道の駅で、酒かすソフト、えごまソフトを食べ、酒蔵では甘酒ソフトを
食べました。おいしかった!
お昼ごはんは、おさかな市場で、「身勝手丼」といって、ご飯を買って、
ネタは食べたいものを食べたい分だけのせて作る海鮮丼を食べました。
両親も大喜びで、普段の何倍もの量を美味しそうに食べてました。

五浦海岸(いづら海岸)沿いにあるホテルに1泊しました。
ホテルの窓から六角堂が見えました。
明治38年に岡倉天心が建設した六角堂は五浦海岸を見渡す絶好のビューポイントです。

六角堂は、平成23年3月11日の東日本大震災の津波で土台を残して、建物が
流失してしまい、現在の建物は、平成24年4月に再建された建物なのだそう
です。
あいにく、訪れた日は、休館日で中に入れなかったのは残念でした。

宿泊したホテルも津波の被害を受けたそうですが、今はすっかり復興され
ていました。
従業員の方が、記念撮影をと…。
あっちに立ち、こっちへ座り…何枚も撮ってくれました。

横山大観画伯が好んで描いた松と日の出と月のモデルは、この美しい
五浦海岸なのだそうです。

海岸を眼下に見渡せる場所に、五浦岬公園があります。
高台に東日本大震災の慰霊塔がたっていて、心静かに鎮魂の鐘を鳴らして
きました。

「天津 ロケ地」というのぼりが立っていたので、行ってみると、そこは
2013年公開の映画「天心」のロケセットが公開されていました。
こちらも、残念なことに休館日でしたので、ガラス戸にへばりついて
中を覗くしかありません。あ~、残念😢ちゃんと調べてから行ったのに、
お正月の代休の臨時休館とは…ついてない…。

内部には、ロケで使用したセットが展示されていました。
近くには、岡倉天心のお墓もありました。
まだまだ行きたいところはたくさんありましたが、もう1泊くらいしないと
まわりきれません。今度は休館日じゃない時にきたいです。
2020年2月1日

北茨城市漁業歴史資料館「よー そろー」に寄りました。
館内には、常陸大津の御船祭で実際に使われる祭事船が展示してあります。
御船祭というのは、北茨城市大津町にある神社の春の例大祭で、海上の
安全と大漁うを祈願し、5年に1度行われるお祭りで、多くの人が見に来る
のだそうです。施設の方のガイドで、多くのことを知ることができてよかった
です。

館内には、茨城でとれる魚の展示や、クイズ形式で勉強できるコーナー、
ミニシアターなどがあり、予定していた時間を超過するほど、見ごたえが
ありました。

震災メモリアル
2011年3月11日に発生した東日本大震災における被害と復興を記憶に残す
映像シアターが中央にあります。
当時の様子を知り、茨城県でもこんなに大きな被害があったことを改めて
知ることができました。
そして津波の恐ろしさを痛感しました。
津波の映像を見たとき、自分も震災で家を無くしたからこそ、その当時とは
また違った感情がわいてきました。
状況は違っても、大切なものを突如失った悲しみは私たちも同じだと思います。

写真や年表での説明などあり、インタビュー動画なども見ることが
できました。

この建物も津波の被害を受け、1階は人の背丈以上も浸水したそうですが
今はすっかり、復興し、どこを見ても、津波の被害の爪痕は残っていない
ように見えました。
震災が風化して忘れられてしまわないように、こういった場所があるのは
とてもいいことだと思いました。

近くに市場がありましたが、ほとんどのお店がまたまた休業…
でも、大津漁協直営市場食堂に寄り、アンコウの唐揚げ丼を食べました。
今はアンコウのおいしい時期のようです。

次に寄ったのは、笠間稲荷神社です。
日本三大稲荷のひとつです。埼玉県に住んでいるときに、行こうと思えば
すぐに行けたのに行ってないところは意外とたくさんあり、今になって
毎年、行きたいところを少しずつ回っているんです。笠間稲荷神社も、
その一つなんです。

由緒を読むと、生命の根源を司る命の根の神として、農業、工業、商業、水産業など
あらゆる殖産興業の守護神として人々の生活すべてに御神徳を授けてくださる
神様なのだと書いてあります。

境内には、国歌「君が代」にうたわれている「さざれ石」を見ることがで
きました。
さざれ石とは、もともと小さな石の意味ですが、長い年月をかけて一つの大きな
岩の塊に変化した石炭質角礫岩のことを言うのだそうです。
長い時間の流れを感じます。

念願の笠間稲荷でお参りした後は、笠間稲荷門前通り商店街へ。
この日は、雨…しかも夕方だったので、ほとんど人が歩いていませんでした。
笠間名物元祖胡桃饅頭、いなり寿司、そばいなりなど絶品!
ずらっとお店が並んでいて、おいしいものがいっぱいありましたぁ((´∀`))
2020年2月1日

埼玉の実家に帰ると、食べたいものがいっぱいあります。
そのひとつは、川幅うどん。
どうしてこんなに幅広いうどんができたかというと、埼玉県鴻巣市と吉見町
との間を流れる荒川の川幅が日本一長い2537m。そこで、考えられたのが
日本一幅の広いうどんということなのでしょう。
今回は、老舗のうどん屋さんの「久良一」というお店で食べました。
「埼玉B級グルメグランプリ」で準優勝になった「川幅うどん」発祥の
お店なんですって。
上の写真は川幅みそ煮込みうどんです。
すごいでしょ?

こちらは、川幅白だしうどん。
それぞれ、うどんの厚みがちがうんです。

インパクトだけじゃなくて、うどんもとてもおいしいのです。
冷たい川幅うどんもありますし、お店によって、幅も厚みも様々なので、
いろいろなお店に行って食べてみたくなります。
鴻巣市はひな人形でも有名なところですから、行く機会があったら、
ぜひ川幅うどん、食べてみてください。

埼玉県北部は古くから小麦が栽培されていた地域で、加須うどんは有名ですが鴻巣の
うどんもおいしく、手打ちうどんのおいしいお店がたくさんあります。
埼玉うどんパスポートなんていうのもあるんですよ。

家でも食べられる乾麺になった「川幅うどん」もあります。
埼玉では帰省の時しか食べられないので、これを買ってきて自宅でも
食べています。お店のより、幅広いので2枚で1人前です。
今夜も食べようかな(笑)
2020年2月4日

2月1日土曜日、「スターフェスタ 2020 in あつま」がこぶしの湯周辺で
開催されました。
今年で21回目を迎える干支文字焼きと冬の花火大会です。
「今年の干支は「子」です。
上の写真はランタン祭会場です。
斜面に見える「TRY 2020」と手前の三角ものは、ランタンを並べて作っています。
午後5時にはランタンの点灯式があり、オレンジの光が暗い中に浮かび上がります。

会場の「こぶしの湯」の前方の畑には、干支「子」の文字がたいまつで描か
れています。こちらは、午後7時に火が灯されます。
家からすぐ近いところなので、買い物に行く途中に昼間撮影しました。
一旦家に帰り、午後6時半ごろ会場に到着するつもりで、家を出たのですが、
いつも停める駐車場は満車(*_*)さらに先のスポーツセンターまで誘導されました。
「わぁ、遠い!」急いで歩いて滑って転んだら大変なので、やむなく
駐車場を通過し、また家の方まで戻ってきました。
こんなに車が多いとは知りませんでした。町外から多くの人が来るように
なったのですかねぇ。

7時まであと10分…。大急ぎで場所探しです。
田んぼの道を行ったりきたり、探しながらようやく花火が大きく見そうな場所に
たどり着きました。ギリギリ間に合いました!!
干支文字焼きをする畑の近くは通行止めでしたので、その手前で見ました。
「子」の文字に火が灯されると雪原に文字が浮かびあがりました。
会場のこぶしの湯からだときれいに見えるのですが、この場所からだと文字が
反対向きだし真横からなので文字は全然読めませんでした。写真も
野焼きのようにしか写っていませんでしたけど、雰囲気だけでも…。

目の前で打ちあげられる花火!
真上に見る花火!
ド迫力です。

点火してひゅるひゅると音をたてて高くあがり、どかーーーん!という
音は地響きするほど、大きく聞こえます。
夜空に咲く大輪の花は本当にきれいでした。そして散るときは真上から
星が降ってくるようでした。

こんなに間近に見る花火は初めてです。
星に包まれるような感じです。後ろに倒れそうになるくらい首を曲げて
ずっと真上の花火を見ていました。

点灯したランタンも見られず、会場にも行けなかったのは残念だったけど
きれいな花火が見られてよかったです!
例年、寒さに震えながら、カイロをたくさん貼ってみる年もあるのですが、
今年は、-4℃くらいで、風もなかったので温かかったのもラッキー
でした。

火の粉が道路に落ちるのを見たのも初めてです。
こぶしの湯の会場では豆まき、餅まきやジンギスカンにビールが飲める
コーナーもあったようですが、寒空の下で飲む生ビール…凍ってしまい
そうですね…私は熱かんがいいなぁ…。
2020年2月6日