冬の間、コツコツ栄養をつけてきた畑。
雑草が生えてきた頃、畑を耕します。今年も年季の入った小さな耕運機は
健在です。
草ひとつないよその畑とは大違いですが、土はふかふかです。
ここにはじゃがいもを植えます。狭い畑なので、どこに何を植えようか
毎年、悩みの種です。
こちらも、年季の入ったビニールハウス。
冬に何度も大雪が降ったので、つっかい棒を入れてなかったところが
雪の重みで潰れてしまいましたが、真ん中の直管を持ち上げて、さらに
つっかい棒を足して再生しました。
何回も再生させているうちに、ハウスの丈が低くなり、奥の方は少し
かがまないと歩けません(-_-;)
何とかハウスには頑張ってもらって、自家用野菜を栽培します。
溝を掘って、ハウスで早く芽が出るように日に当てていた種芋を植えて
いきます。
今年、植え付けた品種は、ピンク色のノーザンルビーや紫色のシャドー
クイーンの他、十勝コガネ、大白、きたかむい、レッドムーン、グラウンドペチカ
デジマ、トヨシロ、シンシア、さやあかね、グウェン、さやか、とうや、
アンデスレッド、はるか、サッシー、ベニアカリ、タワラヨーデル、ニシユタカ
シェリー、キタアカリ、ホッカイコガネ、ワセシロ、男爵、スノーマーチ。
以前に比べるとだいぶ少なくなりましたが全部で26種類です。
年々、種芋の価格も高くなり、欲しい品種が手に入らず苦戦しています。
店頭に並ぶ種芋も品種が少なくなり、通販で購入していますが、関東より
植え付け時期が遅いので、植え付けの時期に合わせて注文しようとすると
売り切れだったりします。かといって、早く注文すると早く芽がでてしまう
など、なかなかうまくいきません。
やっと手に入れた品種ですから、豊作になるといいのですが…。
楽しい収穫作業になるように、頑張ります!
2022年6月8日
上の畑で仕事をしていると、何やら視線を感じてふと見上げると、小さな
キタキツネの赤ちゃんがこちらをじっと見ています。
まだ怖さを知らないあどけない顔ですね。
ここは、震災の時に土砂崩れで断面になっているところです。
この大木の根元が洞穴のようになっていて、キツネの絶好の住処になっているよう
です。
昼間、お母さんキツネはお出かけしているようで、赤ちゃんたちだけで
お留守番しているんですね。
あ、巣穴から姿を現しました。
コロコロしていてかわいいです。
もう1匹も出てきて、2匹でじゃれ合っています。
でも、姿を見たのはこの日だけ。たった1日だけでした。
どこかへ引越してしまったようです。
子ぎつねの親かどうかはわかりませんが、大人のキタキツネです。
たんぼのあぜ道や、畑、道路など至る所でみかけます。
夜には、家の中でもキツネの鳴き声が聞こえます。
どうして、あんなに大きな声で鳴くのかな…いつも不思議に思っています。
2022年6月19日
家の裏山の高台にある畑では、ジャガイモやとうもろこし、枝豆など色々
栽培していましたが、2018年の胆振東部地震の復旧工事で、倒木を運び出し
伐根して、斜面を更地にしてからというものシカの通り道になってしまい
ました。斜面を降り、川で水を飲み、畑の作物は引っこ抜き、踏み荒らし
やりたい放題です。しかも年々行動がエスカレートし、せっかく育てた野菜
は食べられず…。
しかも秋には、キタキツネとアライグマも加わり、がっかりするばかりでした。
でもやっぱり、野菜は作りたい…
そこで、ついに電気柵を張ることにしました。
数日間で設置作業が完了しました。
出入口は2か所。畑の作業をするときは黄色い部分を取り外して、出入り
できます。
ただし、外す前に電源を切ってからじゃないとビリっとくるので要注意です。
ポールとポールの間が出入りできる幅なので、不自由はありません。
最近の電気柵は、とってもシンプルにできています。
本体とバッテリーとソーラーが一体化しています。
とてもスマートに設置できます。
ブルーベリーの木やグズベリーの木も電気柵で囲いました。
去年、初めて大きな実がついたので、ボールを持って収穫にいったら、
なんと、ひと粒もありませんでした。
これは、アライグマの仕業のようです。
シカには有効だと言われている電気柵ですが、アライグマやキツネにも
有効だといいんですけど…
畑には、せっせと色々な作物の種を撒きました。
電気柵に守られて、農作物が元気に育ちますように。
2022年6月21日