白鳥とタンチョウ
先週、日高方面へ出かけた帰り道、隣のむかわ町を通った時、畑にたくさんの
白鳥が飛来しているのを見かけました。
雪が積もっている畑なので見えにくかったのですが、車から降りてよく見ると
広大な畑に、相当な数のオオハクチョウが羽根を休めています。
畑には、穀類など食べるものが落ちているのでしょう。しきりに何か突っついて
食べています。
オオハクチョウの群れをよく見ると、タンチョウがいて驚きました。
冬にタンチョウが見られるのは釧路や鶴居村など道東だとばかり思っていたので
まさか、近隣で見られるとは思ったこともありませんでした。
むかわ町のHPを見ると、平成23年に飛来した番(つがい)のタンチョウが、
平成25年に1羽、26年に1羽産んだ子供が成長し、むかわ町を拠点に親子4羽で
生息しているのだそうです。
4羽いたのですが、なかなか一緒に撮れなかったのが残念です。
むかわ町では、タンチョウを学ぶ講習会なども行われているようなので、町民の
皆さんは親子のタンチョウの事はご存知なのでしょう。隣町にいながらぜんぜん
知りませんでした。
数年前には、私の家の前の田んぼや畑にも、白鳥が飛来しましたが、今は
1羽も見かけなくなりました。
厚真町を通過して、隣町に行ってしまったのですね。
オオハクチョウは、みんな一斉に鳴くので、すごい鳴き声が聞こえていました。
白鳥の飛来は短く、1週間くらいでまた次の飛来地に飛んでいってしまいます。
タンチョウは暖かくなったら、どこで過ごすのか気になります。
また来年も姿が見られるといいなぁと思います。
元気でいてね!
2016年2月29日