千葉県の旅・灯台~神社
ホテルに1泊し、翌日の1ヶ所目はまた灯台です。
今度は、野島崎灯台です。
明治2年12月に点灯を開始した灯台で、観音埼灯台(神奈川県横須賀市)に次いで
日本で2番目に古い洋式灯台です。
しかし、その灯台は大正12年9月1日の関東大震災で倒壊してしまったため、、
翌年8月に復旧工事で復旧されたそうです。
形は八角形で同じですが、灯塔の材質は、レンガから鉄筋コンクリートに変更
になり、それが現在の灯台のようです。
古い歴史を感じます。
地上からの高さは29mあり、有料ですが灯台の中の細いらせん階段を登っていくと
展望台まで行くことができます。
みんなで、フーフー言いながらやっとたどり着くと、素晴らしい景色を見ることが
出来ました。360度、海から陸地まで見渡せて、足がガクガクになりながらも
登ってきてよかったと思いました。
駐車場から、灯台に行く途中には、海山物のお店や、お食事処、素通りできない
ようなところがたくさんありました。
でも、朝食を食べたばかりだったので、素通りして次の目的地へ向かいました。
看板だけでも。
やはり、房総に来たら「あじ」ですね。あじフライ、なめろう定食、たたき定食、
あじのさんが焼き・・・あじアジ定食???
次は、食べ物から離れて神社へ・・・でも、食べ物と密接な関係がありました。
南房総市千倉町にある「高家(たかべ)神社」に行きました。
高家神社は、日本で唯一、料理の祖神をまつる神社なのです。
なぜ、料理の神様なのかというと・・・。
料理を作る職で天皇に仕えた、磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)が祭られて
いるからだそうです。
「日本書紀」に詳しく書いてあるそうですが、景行天皇が安房の浮島に行幸された
折り、待臣の磐鹿六雁命が、海でカツオを釣り上げ、砂浜でハマグリを取り、焼き物や
なますにして差し上げたところ、大いに賞味され、その料理の腕を暑く賞され、
料理を作る職を賜ったのだそうです。
境内にある庖丁塚には、調理師などの関係者が供養に訪れるそうです。
「料理お守り」「料理上達お守り」など、見たこともないようなお守りも売っていました。
2017年1月20日