家は全壊…
「家は倒れなくてよかった~」と思ったのもほんの少しの間だけでした。
家の基礎は何カ所も壊れています。
見れば見るほど、受け入れがたい現実です。
モルタルは剥がれ落ち、窓ガラスもはずれて倒れていました。
家の裏側のお風呂の壁は、大きな亀裂で中が見えています。
衝撃で斜めになってしったお風呂には入ることができなくなりました。
地震からしばらくして家屋調査がありました。
うちは、自宅が「全壊」、納屋が「半壊」の判定でした。
離農した古い家をやっと手に入れ、半年かけて自分たちでリフォームし、楽しく
暮らしていた家だったのに、もう住むことができなくなってしまいました。
本当に残念で、悲しいです。
ほんの一瞬で、突然家を失ってしまいました。
ボロボロだった和室の基礎をコンクリートをこねて直し、サンルームを増築しました。
気に入っていたこの場所も陥没で傾いてしまいました。
ほぼ震源地だったので、この地区の被害は特に大きかったのです。
同じ地区でも新しい家は何ともなかったのですが、古い家は地震の被害が
大きかったようです。
2018年11月6日