食事
地震のあと、初めて食べた食事です。
気が動転という感情でもなかったけど、おなかはすきませんでした。
でも何か食べておかなくては・・・という気持ちで避難所の前で配っている食事を
もらって食べました。
何日かあとの朝食です。紙コップにはお味噌汁が入っています。
また何日後かの朝食です。
温めて食べるパックのごはんと鮭の缶詰とお味噌汁という昼食もありました。
家は10日後くらいで片付けがだいだい終わり、家の中を歩けるようになりましたが、
大きな余震が続き、ライフラインが復旧しないままだったので、食事は外のテーブルで
ずっと食べていました。
ラジオを聞きながら、キャンプ用のガスでお湯を沸かしたり、レトルト食品を温めた
りして食べていました。
洗面道具も外に置き、毎日がキャンプ生活でした。
ずっとテレビも見られなかったので、テレビで流れている厚真町の様子も
知らないままでした。
夜は、余震がくると怖くて、すぐに下の道に置いている車まで走って逃げました。
未だに、夜の余震はものすごく怖いです。
2018年11月14日