みなさまへ
震災から3ヶ月がたちました。
夏の終わりに始まった避難生活ですが、長かったような、あっという間だったような毎日
でした。
3ヶ月の間に本当に色々な事がありました。
家や納屋、畑や食器や、大切にしていたものなどなど、失ったものがたくさんあります。
でも、震災に会わなければわからなかったこともたくさん感じ取ることができました。
それから、いろいろな方と出会い、自分たちだけではできないことにたくさん
力を貸していただきました。
遠くから、私たちを気遣う物も送っていただき、本当にありがとうございざいました。
優しい気持ちも一緒に届き、幸せな気持ちになりました。
近所の友人には励まされ、差し入れを持ってきてくれてますます元気になりました。
ありがとうございました!
サバイバル生活でもへこたれていないので、雑草のようだと笑われていますが、
そうかもしれません(笑)
遠くから猫たちやワンコ、ヤギのユキチャンにも、ごはんやおやつを送っていただき
ありがとうございました。
みんな、大喜びでした!
猫たちもおいしいごはんを食べてコロコロ(^O^)太ってます。ユキチャンは初めて食べる
うさぎの牧草の美味しさを知ってしまいました(^O^)
みなさんの応援を力に、これからも家の再建、おいしい野菜作りに力を注いでいきたいと
思います。
冬の間は、寒さと戦いながら、じっくりと計画を立て、暖かくなったら伊藤農場の再出発
です。たくさんのことを乗り越えていかなければいけないので、大変な1年になると
思いますが、元気に明るく頑張ります!
早く穏やかな日常を取り戻せますように・・・・。
全国から、被災地にたくさんの支援物資を送っていただいたのだと思います。
避難所には、いつも飲み物や食品、おやつや日用品が置かれていてとても助
かりました。
避難所にいた人も第一期は10月末日、第二期は11月末日に仮設住宅に入居し、
避難所は閉鎖になりました。
11月には、旧小学校の体育館で支援物資の配布がありました。
衣類が中心で、全壊~半壊の世帯が対象でした。コートや靴下など頂いてきました。
昨日は、2回目の支援物資の配布がありました。今回も全壊~半壊の世帯が
優先でしたが、その後は、厚真町民全員が対象でした。
会場に入場する際は、身分証明書を提示し、町民であることが確認されたら、
入れるという、かなりセキュリティーが厳しかったですけど。
今回は、飲み物からレトルトカレーや缶詰など多くの食品や、トイレットペーパーや
ティッシュペーパーや洗剤、シャンプーなど日用品がたくさんありました。
ヒートテックやウルトラライトダウンなど、ユニクロの物もたくさんあり、みんな喜んでいました。
こうやって、全国のみなさんから送っていただいた物資や、企業から送られてきた物資を
山積みにしておくことなく、被災者優先で、町民みんなに配るというのはとてもいいことだと
思いますし、悲しい思いをする物がないというのもよかったなと思います。
寒い北海道だから温まって欲しいという思いで、編んでくれた毛糸の靴下や、帽子、マフラー
ネックウォーマーにはメッセージが付いていました。
全国のみなさま、本当にありがとうございました。
2018年12月9日