行田八幡神社

 

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お正月は、埼玉の実家に帰省しました。

以前は、家族で帰省していたのですが、家に戻ると水道管が破裂していて家の中が

水浸しで大変な事になっていたり、ヤギのユキチャンや動物たちがいることもあり

冬は家を空けられないので、ひとりで帰省です。

今年初めて、行田(ぎょうだ)八幡神社に参拝に行きました。

実家からそんなに遠くない距離なのに、行った事がありませんでした。

 

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そんなに広い敷地ではありませんが、今まで見たことがない神様がいてびっくりです。

こちらは、「目の神様」です。

味鋤高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)が祀られていて眼病平癒の神として

信仰が厚く「むかいめ」の絵馬がたくさん奉納されていました。

 

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目の神様のお隣は、瘡守(かさもり)稲荷社。

倉稲魂命(うかのみたまのみこと)が祀られていて、食物の神、おでき、吹き出物

湿疹、美肌の神として進行があるそうです。

 

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「なで桃」

古来、桃は中国においては不老長寿の果実として、日本では魔除けの果実として

知られています。それは「古事記」の中にある神話に由来しています。

伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国(あの世)から悪鬼に追われ、逃げ帰る

途中、やっとの思い出葦原中国(あしはらのなかつくに)この世との堺にたどり着

いたとき、坂の上の桃の木を見つけ、その実を三つ取り、悪鬼めがけて投げつけ

ました。すると遂に追手らは引き返し、難を逃れることが出来ました。

以来、桃の実は病魔や厄災を退治してくれる象徴として尊重されるようになりました。

…ということです。

 

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願掛け桃絵馬の真ん中に金色の「なで桃」があります。

なで桃のハンカチを買い、願いを込めて撫で、桃の宿る神力を頂いてきました。

 

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どうか、今年こそは、平穏無事で、良いことがたくさんありますように…と。

行田八幡神社は、封じの宮としても知られています。

虫封じ(夜泣き、ひきつけ、かんの虫)、癌封じ、ぼけ封じ、難病封じ、諸病封じなど

です。どうぞ、御利益がありますように……。