納屋の公費解体

 

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納屋は、地震直後の判定では「半壊」でしたが、度重なる余震と2月に起こった

震度6強の地震で、かなりのダメージを受けてしまいました。

納屋に隣接して作った車庫も巻置き場も全部解体されました。

 

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外側は、ボロボロで補修したり、雨漏りを直したりしながら使ってきました。

でも、中を見ると太くて見事な梁があります。今の時代には手に入らないものです。

自宅を作るときに使いたかったので、解体業者さんにお願いして残してもらいました。

 

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梁は、納屋の端から端までの長さです。

とても固く、切るのも大変なようで、加工がうまくできるかが問題ですが…。

ここで、ずっとじゃがいもの仕分けをしてきたので、今年は場所がなくて困りました。

収穫までに、何とかしなくては…

大工仕事は、永遠に続きます(ーー;)

 

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中二階には、馬の牧草やわらを置いていたようです。

 

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屋根はギャンブレル屋根。北海道でよく見られる形の屋根です。

この屋根を残したくて、色々な人に相談したりしましたが、損傷が激しく、危険なので

残すことができなかったのが、とても残念でした。

 

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納屋は、建具もほとんどなかったので、あっという間に解体が終了しました。

毎日、作業が終わって、業者さんが帰ってから、少しづつ無くなっていく建物を

色々思い出しながら見ていました。