型枠が完成!!
昨日は手伝いの人がいましたが、今日は二人で外枠を完成させなければなりません。
正直、この時点で、明日のコンクリートの流し込みに間に合うかどうかとても不安です。
外側のコンパネに内側と同じ位置にセパレータ用の穴を開けます。
これがなかなかむずかしい…
型枠大工さんには、熟練の技があるようですが、私たちは初めての作業ですから
1本1本内側のネジに合わせてマジックで印をつけて穴を開けました。
意外にも、ネジ穴がずれることもなく、手間が掛かりながらも出来上がっていきます。
コンパネは、全部で17枚!
急げ急げです。
今日は、私たちだけなので、ちびこはつまらなそうです。
あ~誰も来なかったな・・・と思っていたら、夕方建材を届けてくれた建材屋のお兄さんに
思いっきり遊んでもらいました。
今日も楽しかったね!
こうやって、ネジ穴にネジを差し込んだら、ナットでしめていきます。
まず角から攻めていきました。
角が決まれば、真ん中の方はコンパネを切らずにはっていけばいいのですが、
半端な隙間ができたり、悩むことも多く、薄暗くなってきてタイムアウト!
予定通りには進みませんでした。
まだ外側の枠ができていないところもあります。
さらに、枠が出来たらそれを補強するために単管や角材で押さえ込んで補強をしなければ
なりません。
さもないと、コンクリートの圧力に負けて枠が爆発します。
明日2時に間に合うだろうか?とてもとても心配な夜でした。
16日、コンクリートミキサー車が来る日、早朝から作業に取りかかりました。
2時間やって、間に合わない…と青くなっていると。工務店の社長さんと
大工の棟梁が朝早くから来て手伝ってくれました。
素人の私たちと違って、どんどん出来上がっていきます。
間に合うから大丈夫!そんな社長の言葉に励まされ、作業を進めていきました。
手慣れた作業で、みるみる出来上がっていきます。
さすがはプロです。
基礎の高さは110センチに設計してあります。
北海道では各市町村ごとに、凍結深度というものが決まっています。
最も寒い陸別町や佐呂間町は120cm、札幌市は60cm、比較的暖かい伊達市や
洞爺湖町は50cm、厚真町は80cmです。
地下80cm、地上30cmで合わせて110cmという計算です。
棟梁たちの手助けがあったので、何とかコンクリートの流し入れに間に合いました。
コンクリートを流し入れるときに破裂しなければ、成功です!
つぎはぎした板の隙間から、コンクリートがしみでてきましたが、すぐ固まるので
どーっと出てしまうということはありませんでした。
表面はコテで、ならしてくれました。
社長さんも、棟梁も、とてもいい方で、本来の仕事以外の事を手伝ってくれたり、
家のいろいろなところのアドバイスもしてくれます。
休日なのに、わざわざ進み具合を心配して見に来てくれたりもしました。
本当に頼りになります。
流し入れたコンクリートの後を追うように両側からかなづちでトントンと叩いていきます。
こうすることで、中の空気が抜けて、きれいなコンクリートになるんですって。
穴を掘り始めてから、1ヶ月も経たないうちに基礎が出来上がりました。
時間に追われて気ぜわしかったのですが、出来上がった基礎を見ると何とも
感慨深いものがあります。
今週末には、型枠を外す作業を行います。
きれいなコンクリートが出てくるのが楽しみです。
2019年10月18日