古材の再利用

 

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全壊になった家や納屋の公費解体をした時に、業者さんにお願いして、梁(はり)や

柱を残してもらいました。

少しでも材料費を浮かせたいですし、また、古い材料の良さも活かしたいと考えていました。

この欄間(らんま)は、和室にあったものです。

縁を取って、サンダーで磨き、土間の壁にはめ込みました。洋風と和風が

入り乱れ、なかなか面白い趣となりました。

 

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この梁もサンダーで磨き、オイルステインという塗料を塗りました。

洗面所の入口の柱としてまた生まれ変わりました。

天井裏で組まれていた切込みも味があります。

実際に組み込んだ柱は下の写真ですが、わかりにくいですね。

 

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この壁は珪藻土を塗っている最中です。やがて壁が白い珪藻土になります。

コンテナを組み合わせた家なので、鉄の柱がつなぎ目に立っています。

その部分を木で囲ったり、ペンキを塗ったり、剥き出しにしたり、

雰囲気で決めています。

天井は、コンテナの焦げ茶色の天井そのままです。

 

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土間から見て、いちばん目立つところに、古材の梁を使いました。以前の家の

リビングで、毎日見ていた梁です。一番のお気に入り!またこれからも

毎日見られるのが嬉しいです。

 

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まだ仮の壁状態の玄関側です。

入り口横のコンテナの壁が見えている部分はあえて仕上げ材を張らず

見えるようにしようと考えています。

この部分の壁が完成するまでにはまだまだかかりそうです。

 

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トンボもソーシャルディスタンス!

昨年は、コロナの影響で、孤独な作業が続く日々でした。でも、要所要所

で、手を貸していただきましたので、作業は着実に進めることができました。

自粛、自粛の1年で、色々な事を我慢しなければいけませんでした。

今年は明るい年になるといいですね…。