震災から3年たちました
2018年9月6日午前3時7分、震度7の地震が起きました。
北海道胆振東部地震です。
あの日から丸3年がたちました。
家作りに追われ、ゆっくりと過ごす時間もなく、3年という月日があっと
いう間に流れていきました。
その間の日々は、先のことを考える余裕はなく、毎日、その日その日
やらなくてはいけない事をこなすのが精いっぱいでした。
今も忙しい毎日ではありますが、穏やかな時間を取り戻しつつあります。
犠牲者が多かった地区に設置された献花台にお参りに行きました。
9月5日には、厚真町総合福祉センターにおいて、追悼式典が行われました。
今年も新型コロナウィルス感染拡大防止のため、参列される方を限定
して行われました。
6日の正午には、サイレンが鳴り、町民は黙とうしました。
町の中心部や家の周りを見る限り、仮設住宅も無くなり、復旧工事も終わり、
落ち着きを取り戻しているように見えますが、少し奥の方へ行ってみると
まだ斜面の復旧工事が続行しており、まだ完全に復興していないことを
知りました。
町の中心部の小さな公園には、慰霊碑が建立されました。
犠牲になられた方のお名前が刻まれています。
慰霊碑は、名誉町民の石碑が並んでいる公園の小高い丘の真ん中にあります。
ここから、厚真町を見守ってくれているような気がします。
2021年9月8日