むかわ町穂別博物館
恐竜が大好きな父を連れてむかわ町にある「穂別博物館」に行ってきました。
むかわ町の市街地を抜け、森林の多いところをしばらく走ったところにあり
ます。
通りがかりに寄るという場所ではないので、恐竜に興味がある人がわくわく
しながら来るのかもしれませんね。
博物館の中に入ると、壁面にカムイサウルスが目に飛び込んできます。
クビナガリュウのレプリカやアンモナイトがずらりと並び、この先の
展示物に大きな期待を持ちながら、順路を進んで行きます。
館内は、写真撮影OKでしたので、写真はたくさん撮ってきました。
ハドロサウルス科恐竜の尾椎、陸生カメの甲羅の実物も展示してありました。
手前は2003年に発見されたカムイサウルスの尾椎骨(実物)です。
これは、カムイサウルスの左大腿骨の実物です。
カムイサウルス・ジャポニクス(Kamuysaurus japonicus)は2019年に
新属新種として発表された恐竜で、全長約8メートルで全身の約8割が保存
されている日本屈指の恐竜化石だそうです。
2019年に新属新種として発表された恐竜です。そして日本産恐竜全身骨格で
最大のものなんです。発掘された化石自体は「むかわ竜」と呼ばれていましたが
「神」を意味するカムイ、ラテン語で「トカゲ・竜」を意味するサウルス、
ラテン語で日本を意味する形容詞の「ジャポニクス」からなる学名
カムイサウルス・ジャポニクス と命名されたそうです。
中生代白亜紀 約9900~7000万年前に生息していたモササウルス類ティロ
サウルスの生体復元模型など、たくさん展示してありました。
恐竜のことに詳しければ、もっと熱のある表現ができると思うのですが、
あまりよくわからないので、さらっと紹介する程度になりました(-_-;)
カムイサウルス・ジャポニクスの全身復元模型(レプリカ)は、2年間かかって
制作されたようです。
2019年7月から3か月間、国立科学博物館 上野本館で公開された時に、父は
見に行きたかったのですが行けなくて残念がっていたので、こちらで見られて
とても喜んで何枚も写真を撮っていました。
ただ、少し残念だったのは、場所が狭く尾椎が無かったことです。
私たちは、安平町の道の駅あびらD51ステーションで展示された時に、
見に行ったのですが、やはり全身と尾椎が無いのとでは、かなり迫力が
違いました。
でも、父はそれなりに満足していたようなので、まぁよかったかなと
思います。
穂別博物館の近くにある「穂別野外博物館」でお弁当を食べました。
森林の中で食べたお弁当はおいしかったです。
写真のタイムトンネルを抜けると…
アンモナイトがお出迎え。
ふきに覆われてましたが、クビナガリュウもいました。
恐竜三昧の1日でした。
2022年9月6日