🏠さっぽろ雪まつり
2月4日~11日に札幌市の大通公園で「さっぽろ雪まつり」が開催されました。
新型コロナ感染症の影響で、観客を入れての開催は3年ぶりです。
毎年この時期は、極寒の冬を過ぎ、少し暖かくなってきてプラスの気温にも
なり、雪像が溶ける心配もしているのですが、今年は厳しい寒さがずっと続いて
いたので溶けることはありませんでした。
でも、大雪こそ1回しか無かったものの、雪は毎日のように少しづつ降って
いました。
雪まつりは、後半に見に行ったのですが、前日の夜から雪が降り、もしかして
雪像にも雪が積もっているのかな?と思っていたのですが、雪像に雪は全くなく
とてもきれいな状態でした。
家から大通り公園までは、車で約1時間30分。
大通公園の地下駐車場に車を停めて、会場まで行きます。
地下街には、オーロラタウンというショッピング街があったり、大通り公園
に並行してデパートがあったりするので、たまに都会の風にあたるのが
もうひとつの楽しみでもあります。
最初の写真は、5丁目の道新 雪の広場の大雪像「疾走するサラブレッド」。
プロジェクションマッピングでは、北の大地で生まれた子馬が成長し、活躍する
姿を描いているようでした。
国内で生産されるサラブレッドのうち約98%が北海道で生まれているそうですよ。
こちらは、7丁目 HBC広場の「すべての医療従事者に感謝をこめて
~フローレンス・ナイチンゲールの偉業を偲ぶ~エンブリー荘 という長い
タイトルがついています。
イギリス・ハンプシャーのエンブリー公園にあるこの歴史的建物は1825年
からはナイチンゲール家が冬を過ごす別荘だったそうです。
陸上自衛隊北部方面システム通信群の方たちが制作しました。
昼間は、青い空に真っ白な建物がくっきりと見えて、細部まで建物が忠実に
再現されていて、とてもすばらしいです。
そして暗くなると、何色もの光でライトアップされ、それもまたきれいでした。
4丁目 STV広場の「白亜紀の北海道
~ティラノサウルス&カムイサウルス~」
最大で最強の肉食恐竜であるティラノサウルス(右)と北海道むかわ町から
日本初の大型植物食恐竜の全身骨格化石として発掘されたカムイサウルス
の大雪像です。
アイヌの言葉で「神」を意味する「カムイ」を含めた「カムイサウルス・
ジャポニクス」と命名されたのが、2019年9月6日。
北海道胆振東部地震からちょうど1年を迎えた日でしたので、「復活のシンボル」
とも称されているそうです。
8丁目 雪のHTB広場の対雪像「豊平館」
豊平館は1880年に開拓使直営のホテルとして建築されました。1958年に
現在の所在地である札幌市の中島公園内に移築され、今も多くの市民や
観光客に親しまれています。…とパンフレットに書いてありました。
まだ、行ったことがなかったので、そちらの実物も見てみたいなと
思います。
暗くなると、大雪像プロジェクションマッピングが始まりました。
「豊平館と振り返る札幌の100年」は、キラキラと輝く豊平館が現れたり、
札幌市制100年の歴史が映し出されたりして、とてもきれいでよかったです。
プロジェクションマッピングは30分おきに上映され、大勢の人が足を
停めて見ていましたので、かなりの人混みでした。
高層ビルに挟まれた大通り公園での雪まつり、夜はビルの灯りと大雪像の
ライトは独特な良さがあると思います。
最後は、10丁目のUHBファミリーランドの「世界がまだ見ぬボールパーク
”Fビレッジ”2023.3.30誕生」です。
今年の開業を記念して作られた新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」と
日本ハムファイターズの新庄剛志監督です。
似てる?!
新しい球場も出来たことだし、日ハムはスタートダッシュを決めて、
最下位を脱出してほしいですね。
頑張れ!日本ハムファイターズ!!
市民が作った雪像の中でも、人だかりができていたのが、この大谷翔平さんの
雪像でした。
ライトアップされたテレビ塔もきれいでしたよ。
今年の雪まつりは、飲食のブースはなかったので、一方通行の通路を歩いて
雪像を見るときは立ち止まり、また歩く…。休むところもなかったので、
少し歩き疲れました。会場には滑り止めの砂など撒かれていますが、それでも
滑って転ばないように、気を抜かずに歩いていたから、なおさらですね(-_-;)
来年は、飲食店やイベントがたくさんあるといいなぁ。
2023年2月20日