雪虫(ユキムシ)
10月上旬、ついに庭でユキムシが飛んでいるのを見かけました。
あの暑かった夏を過ぎ、例年より暖かい秋を心地よく過ごしていたのに…。
ユキムシを見た途端に、雪景色が浮かび、憂鬱になります。
毎年のことですが、また大雪が降るのかなぁ…。
なかなか、アップで撮れなかったユキムシを、至近距離で撮影できました。
ユキムシは、熱に弱く人間の体温でも弱ってしまうということなので、
捕まえるのも可哀そうなので、どこかにとまらないかなぁと思って見ていた
ところでした。
「雪虫とは、アブラムシのうち、白腺物質を分泌する腺が存在するものの通称。
体長5mm前後の全身が、綿で包まれたようになる。また、アブラムシの
飛ぶ力は弱く、風になびいて流れるので、なおさらに雪のように見える。
北海道や東北地方では、初雪の降る少し前に出現すると感じられることが多いため、
冬の訪れを告げる風物詩ともなっている。
雄には口が無く、寿命は1週間ほど。雌も卵を産むと死んでしまう。」
…と文献にはこう書いてありました。
毎年の風物詩ですが、今年は驚くほどたくさんのユキムシが小雪が舞った
ようでした。
2023年12月30日