悲しい芋掘り


10月に入り、朝晩は冷え込むようになり、ストーブをつける季節になりました。
日中、天気が良い日はまだまだ暖かく、外仕事の合間に、ウッドデッキのいすに座り
景色を眺めていると、とても気持ちがいいです。

今年の天候にはほんとうに悩まされました。
種芋を植える時期には、寒すぎて大幅に植える時期がずれこんでしまいました。
無農薬栽培ではなるべく早く芽を出してくれることがポイントです。

6月に入ると一変して暑い夏がやってきました。
春先の長期予報では「冷夏」と言っていたので、一時的な暑さかと思っていましたが、
暑さは延々と続き、そのまま真夏に突入し、9月後半まで信じられないほどの暑さが続きました。
どんなに暑い夏が来てもすぐに終わってしまうのが北海道の夏のはずです。

冷涼な気候を好むジャガイモにとっては過酷な夏となってしまいました。



今年はより自然農法を徹底し、一切の肥料を使いませんでした。
その結果、病気の割合が相当減りました。
数年前から悩まされていた「そうか病」もほとんどなくなりました。
発芽が異常に遅れたものの、そこそこの収量を期待していました。

しかし、長く続く猛暑と、ときどき襲ってくるゲリラ豪雨が大きなダメージとなりました。
豪雨でも雑草を抜かずにいたところは土が崩れませんでしたが、草を抜いたところは
根元の土が流され、じゃがいもがみんな表面に出てしまいました。
ジャガイモは直射日光が当たると緑変し、食べられなくなってしまいます。



9月になって収穫を始めてみると、掘っても掘ってもジャガイモがありません。
どうやら暑さのためにジャガイモが腐ってなくなってしまったようです。
残念な結果になりました。
収穫を楽しみに待っていてくれたみなさんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。



自然との闘いは毎年のことですが、今年ほどの異常を感じたのは初めてです。
今後益々温暖化することを考慮して農法を考えていく必要がありそうです。
ジャガイモにとっては難しい年でしたが、功を奏して思わぬ収穫になった作物もあります。
ジャガイモもやり方次第だと思っています。
来年はまたどんな天候になるのかわかりませんが、めげずに頑張っていくつもりです。