皮の赤いじゃがいも
アイノアカ
皮は淡赤色で肉は黄色。くせが無くて、煮崩れしにくいので、カレーやシチュー、煮込み料理などに合います。煮崩れしにくい割に、火の通りは早いので、料理がしやすい品種です。 皮をむいた後の変色は少ないです。ホクホクしていてポテトサラダに向いています。
インカのひとみ
加熱すると橙黄色で色鮮やかです。ほくほくした触感はまるで栗のようです。粉ふき芋やジャガバターなど、じゃがいも本来の味が引き立つシンプルな料理だと、 おいしさがよくわかります。シチューやカレーに入れても冷めても固くなりません。
インカレッド
皮は濃いピンク色で、肉は淡い黄色に赤い色が混じっています。真っ赤ではありませんが、ポタージュスープにすると淡いピンク色になってきれいです。ただ、味には、少し癖があります。 じゃがいもの味を生かした料理よりも、見た目で楽しむ料理に向いています。
さやあかね
皮はうすいピンク色。つるんとしていて目が浅く、皮がむきやすいです。粉質で風味がよく、甘みがあり大変おいしい品種です。煮くずれしにくいので、煮物やシチューに向いていますが、 ポテトサラダにもおいしいです。
シェリー
やや粘質で煮くずれしない。加熱すると黄色になります。ほくほくしていて食感が良いので肉じゃがなどに向いていますが、加熱してから時間が経つと固くなり、味がおちるので、 作り置きには向きません。
ジャガキッズレッド
皮はピンク色で肉は黄色。調理するとますます黄色が濃くなる。
ほくほくで、ポテトサラダでもカレーでも肉じゃがでも、どんな料理でもおいしい。 やや煮くずれするので煮すぎないように注意してください。
スタールビー
見た目、味ともに「アイノアカ」ととてもよく似ています。皮はピンク色で、肉はクリーム色で甘みがあり、ホクホクしています。とってもおいしい品種です。 煮くずれするので、レンジでの調理がいいです。
タワラヨーデル
赤い皮で肉は黄色。2011年の新品種です。やや粘質で火の通りがよく、煮くずれしにくいです。ポテトサラダにするとクリーミーでおいしく、時間がたっても固くなりません。
ディンキー
皮の色は淡い赤で肉色は白。細長い形をしています。芽が浅く、皮がむきやすいので、調理がしやすいです。ほくほくした食感で油との相性が良いです。
ドラゴンレッド
皮が赤くて、肉色は全体がピンク色です。煮くずれしにくいです。肉色がピンクや紫色のじゃがいもの中で最も味がよいです。煮ても淡いピンク色がきれいなままです。ホクホクしているので煮物にも向いています。ポテトサラダにするとピンク色がきれいでじゃがいもじゃないみたいです。
ノーザンルビー
皮がピンクで肉は赤く、インパクト大!粘質で煮くずれしにくいです。加熱すると鮮やかな赤い色がピンクになりますが、色を生かしてサラダやヴィシソワーズスープなど作ってみてはいかがでしょうか。
花標津
皮は淡赤色、中身は淡黄色の小粒のいもです。加熱すると黄色が濃くなります。煮くずれが少なく、甘味の強いいもです。 味噌汁にいれると黄色がきれいで見た目もおいしそう、煮物にするとほくほくしていておいしいです。
ベニアカリ
赤い皮に肉色が白。高でん粉の粉質のいもです。むいても変色しにくく、調理後も黒変も少ない。皮がむきやすく、蒸し時間が短い等の特徴を持ち、コロッケやマッシュポテト、パンケーキなどに 最適です。ビタミンCもたっぷりです。
ベニマル
赤い皮に肉色が白。高でん粉の粉質のいもで,ベニアカリと似ています。
昔から長く栽培されている品種です。
マッシュポテト、コロッケ、に適しています。
でんぷん質なので、いも餅を作るとき、片栗粉の量が少なくてすむので、よりおいしいいも餅が出来上がります。
ヨナ
赤い皮で、肉は淡黄色。細長い形をしています。
煮くずれしにくく、食味が良いです。煮物にすると柔らかくて美味しいです。また、ポテトサラダにすると、なめらかで食感がよく、美味しいです。
レッドアンデス
赤い皮に黄色の肉質が特徴です。
肉質はしっとりしていて、さつまいものような甘味があります。
ポテトサラダにすると濃いめの黄色がきれいです。
レッドカリスマ
赤い皮で肉色は白で細長い形をしています。2012年の新品種でクセがなく、ほくほくしています。形は違いますが、味はベニアカリに似ています。
レッドムーン
皮は濃いピンク色。肉色は濃い黄色。加熱するともっと、濃い黄色になる。でんぷん質は少なく粘質なので、いももちなどにも良いです。甘みがあってさつまいものようで、 おいしいです。煮くずれは少ないです。
ロザンナ
皮が赤で、肉は白に近いクリーム色。煮くずれしないので、ポトフなどの煮込み料理に適しています
やや粘質な食感です。
皮の茶色いジャガイモ
アポリン
肌つやの良い大玉タイプ。芽が浅くて皮がむきやすい。2011年の新品種。煮くずれしにくくなめらかな食感で食味がよいので煮物などに最適です。
アローワ
つるんとしていて芽が浅く、皮がむきやすい。煮くずれしにくく、味がしみ込みやすいので煮物に向いています。もっちりした食感です。
インカのめざめ
じゃがいもの中で一番小さい品種で、肉は一番黄色が濃く、とてもおいしく人気が高いです。
栗のような食感。煮くずれないので、煮物がおいしいし、粉ふきいもは最高においしいです。カレーやシチューに入れてもおいしさを発揮します。また肉色を生かして、 お菓子作りにも適しています。調理後も鮮やかな濃黄色を保ちます。
キタアカリ
最近、首都圏でも普通に売られていて、説明の必要がないほど有名にになりました。ほくほくの粉質で、香りが良く、ジャガバターは最高です。煮くずれしやすいので、 煮る場合は火加減に気を付けてください。ビタミンCの含有率は圧倒的でとてもヘルシーなジャガイモです。
きたかむい
皮は茶色で肉は白色で、丸い形をしています。肉質は軟らかく煮くずれしにくいです。「イエローシャーク」を母に、「とうや」を父に持ち、2007年に北海道の 優良品種に認定されています。とても甘みがあるので、コロッケにすると、すごくおいしいです。
キタムサシ
皮は茶色、肉色は淡黄色で、つるんとしているので、皮がむきやすいです。
煮くずれしにくく、調理後のK変が少ない。
肉じゃがや煮物、煮込み料理に向いています。
くせのないおいしさです。
こがね丸
形は楕円形で大粒種。皮は茶色で肉は淡い黄色。肉質はホッカイコガネよりも粘質です。煮くずれしにくいので、煮物などにむいています。 油との相性も良いので、フライドポテトやジャーマンポテトにしてもおいしい。
コナフブキ
皮は茶色、肉は白色です。本来は澱粉原料用に作られただけあって、じゃがいもの中で最も澱粉量が豊富。皮ごとすりおろして焼いたり、イモ餅にしたり、ガレットなど モチモチな澱粉質を生かした料理に向いています。
コロール
皮は茶色で、肉は淡い黄色。細長い形をしています。荷崩れしにくく、癖がなく、たいへんおいしい品種です。 煮物にもポテトサラダにも、どんな料理でもおいしく食べられます。 小さめのおいもは、皮つきのままフライドポテトにすると最高においしいです。特にお薦めの品種です。
サッシー
丸形で中くらいの大きさのフランス生れのじゃがいも。煮くずれせず、ほくほくしています。栗のような香りがとてもおいしいです。 油との相性が良く、フライドポテト等にも適しています。
さやか
皮は茶色で肉も白っぽく、目が浅くて、大きな玉子のようないもです。
名前のとおりさらっとした食感をいかして、千切りにしてさっと茹でてサラダにしたり、酢の物にしたり。そんな食べ方が一番向いているいもです。
シンシア
肉色は淡い黄色。くせがなく、煮くずれしにくく、味がしみやすいので、おでんに入れたり、煮物にしたり、どんな料理でもおいしく出来ます。変色も少ないです。
スターター
皮は茶色で肉は淡い黄色。ごつごつした形をしています。フライなど油を使う料理に向いています。デンプン価が高いのでほっくほくです。 特にジャガバターがおすすめです。マッシュポテトやガレットなどにも向いています。
スノーデン
形は球形で皮は茶色で肉食は白です。甘さはほとんどありませんが、ほくほくしています。
スノーマーチ
皮は茶色で肉はその名の通り真っ白。粉質でうま味がつよく、煮くずれしにくいです。煮物にすると、ほくほくとした食感が味わえます。油にもこげにくいです。
チェルシー
フランス生れで、小さいときは丸く、大きくなると楕円形で肉は白っぽい。 食感がよいので、煮物やポテトサラダにするとおいしいですが、煮くずれしやすいので、火加減に注意して、調理してください。
デジマ
暖地栽培に適した品種です。
肉色は黄白色で、肉質はやや粉質です。煮くずれしにくいので、みそ汁の実や煮物に適しています。
癖のないさらっとした味です。
デフラ
皮は淡黄色で、肉は白色です。やや粘質です。でんぷん価が高く、ややホクホクしています。皮がつるんとしていて加工しやすいです。 コロッケやポテトサラダにも向いています。
とうや
でん粉が少なめで低カロリー、ビタミンC豊富でヘルシーなじゃがいもです。
むいたり、切ったりしても変色しないで、水につける必要もありません。
肉質は黄色、煮くずれせず、ほくほくでで、くせが無く、肉じゃが、ポトフなどの煮込み料理などに最適です。カレーやチチューには特にお勧めです。翌日も硬くならないの最後までおいしく食べられます。
十勝コガネ
皮は茶色で肉は黄色。つるんとしたたまご型なので、皮がむきやすい。ホクホクしていて、くせがないので、煮物からポテトサラダまで、いろいろな料理が楽しめます。煮くずれしないので、煮物もとってもおいしいです。
トヨシロ
肉色は淡い黄色
癖がなく、煮物にしてもホクホクしていておいしく、またポテトサラダにするとクリーミーで食感がよくおいしいです。ホクホク感を生かした料理がおいしさを引き出します。
ドロシー
皮は茶色で肉はクリーム色。楕円形をしていて、ホクホクした食感。煮くずれしないので特にポトフや煮込み料理に向いています。かすかにじゃがいもの風味がある。サラダにするとホクホクの食感で
またおいしい。
ニシユタカ
肉色は淡い黄色で肉質は硬いです。
昔食べたような、懐かしい味がします。
じゃがいも特有の香り、味がします。特にじゃがバターで食べるとよくわかります。あまり好みじゃない方は煮物がおすすめです。煮くずれが少なく、ほくほくしていておいしいです。
農林1号
皮は茶色で肉は淡黄色。昭和18年に登録された古くからある品種です。でんぷん価が高いので、コロッケやマッシュポテト、サラダなどに向いています。 煮くずれしやすい。
はるか
皮は茶色ですが、芽はピンク色をしているのが特徴です。煮くずれが少なく、食味がよいので、フライドポテトやマッシュポテトなど、シンプルな料理が味を引き出します。 北海道生まれの新しい品種です。しっとりとした食感で食味がよいので、幅広いじゃがいも料理が楽しめます。
ピルカ
皮は茶色で、肉は淡黄色。細長くつるんとした形をしています。食味はだんしゃくと同じようにほくほくしています。芽が浅く、皮がむきやすいです。 煮くずれしにくいので、煮物にも向いています。
普賢丸
丸い形をしていて、芽が浅く、皮がむきやすい。煮ても焼いても、ポテトサラダにも向いていますが、還元糖が多く、ポテトチップにはむいていません。 やや粉質で食味が良いです。
ブレンダ
皮は茶色で肉は淡黄色。やや粘質で煮くずれしにくいので、カレーや肉じゃがなどに向いています。
ホッカイコガネ
メークインに似た長形で、目が浅くて調理しやすいいもです。煮くずれが無く、調理後、黒変も少なく、煮物に適しています。もともとフレンチフライ用に育成された品種です。糖分が少ないので、皮付きのナチュラルカットで家庭でもきれいに揚げられます。甘味はあまりありませんが、じゃがいもらしいじゃがいもで、ポテトサラダにしても大変おいしいです
マチルダ
皮は黄色、肉色は淡茶色です。
小粒で男爵よりもでん粉が多く、品質が良いので、フライドポテトなどにいかがでしょうか。
ただし、糖分が多いので、油料理は、焦げやすくなりますが、相性は抜群です。皮付きのまま、ジャーマンポテト、フライドポテトが最高においしいです。
ムサマル
皮は茶色で肉は淡い黄色。ホクホクしていて、甘みがあり、煮物などにおいしさを発揮します。
おいしいおいもです。
ホクホク感を生かした煮物など、特においしいです。
ゆきつぶら
皮は茶色で、肉色は白に近い黄色゚です。
やや粘質で、煮くずれしにくいです。上品な甘味があり、皮をむいたあとのK変が少なく、舌触りはなめらかです。マッシュポテトがおすすめです。とてもなめらかでおいしいです。
ユキラシャ
皮は茶色で肉は真っ白い色。「ユキラシャ」という名前がぴったりの白が特徴的です。つるんとした卵型で皮がむきやすい。ふかすとほくほくでとてもおいしいです。 ただ、大変煮崩れするので、火加減には充分気をつけてください。とろとろになってしまいます。電子レンジでの調理がいいかもしれません。
らんらんチップ
皮は茶色で肉は淡黄色で丸い形をしています。ポテットチップ加工原料用に開発された品種です。
ルーシー
皮は茶色でたまご型、肉は淡黄色。食味がよく、煮崩れしにくいので、カレーやシチュー、肉じゃが、ポテトサラダなどに向いています。
ワセシロ
皮は黄白でつるっとしています。短時間で煮え、ホクホクしていてとてもおいしいじゃがいもです。粉ふきいも、ポテトサラダなどにするとクリーミーな食感です。
煮崩れしやすいので煮物にするときは火加減に気をつけてください。毎年人気が高い品種です。
皮が紫色のジャガイモ
インカパープル
皮は濃い紫色で、肉は淡いクリーム色に紫色がまじっています。インカレッド同様、味には同じような癖がありますので、見た目を生かした料理に向いています。加熱すると紫色がくすんだ青色になってしまうので、煮物などは、おいしそうには見えません。味噌汁は特に不評です。
キタムラサキ
皮は濃い紫色で、肉は紫色。同じ紫色の品種のインカパープルとシャドークイーンの中間くらいの紫色です。サラダやいもだんごなど、色のインパクトで料理を楽しんでください。
ジャガキッズパープル
皮は紫色ですが、肉色は濃いめの黄色。やや煮崩れはしやすい。舌触りが滑らかなので、ポテトサラダなどすると、色も濃い目の黄色で見た目もきれいで、おいしいです。 火の通りが早く、煮くずれしやすいので、調理の火加減には気を付けてください。
シャドークィーン
皮は紫色、肉も真紫色で、かなり強烈なインパクトです。火を加えると、くすんだ青色になってしまいます。 他の色のじゃがいもと組み合わせてカラフルなコロコロサラダとか、ホテトチップのように色をいかした料理にするといいかもしれません。 じゃがいもの中でもアントシアニンが一番多く含まれている品種です。
タワラムラサキ
2011年の新品種。皮は紫色で、肉色は淡い黄色の楕円形。でんぷん価はやや低く、肉質はやや粘質で荷くずれは少ない。
http://www.itohfarm.com/