屋根を作る

 

ie0747131

次はいよいよ屋根を作ります。

屋根はギャンブレル屋根です。

ギャンブレル屋根(英gambrel roof)というのは、イギリスなどのヨーロッパから

18世紀にアメリカに伝承されたとのことです。

北海道では農家の納屋や牧場の厩舎にとても多く使われていて、まさに北海道を

象徴するような屋根の形状です。

 

ie0787139

この場所に建っていた納屋は、ギャンブレル屋根でした。

家が全壊になり、どうしようか考えた時、納屋を自宅に改築して住もうとも思いましたが

取り壊さなければ危険な建物となり、計画は実現しませんでした。

建物は失くなってしまいましたが、屋根は納屋と同じギャンブレル屋根にしたかっ

たのです。

本当に作れるのかどうかが、最初から少し心配でした。

大工の棟梁に、教えてもらったり、手伝ってもらったりしながら、どんどん

出来上がっていきます。

真ん中に柱を立てました。高さは3.5m。かなりの高さです。

 

ie0738132

二段の勾配がある屋根なので、まず骨組みになるものを作っておきます。

角度を付けて切った板をネジ止めします。

 

ie0778141

夫婦仲良く、流れ作業です。

どんどんできていきます。

 

ie0668119

家の構造の部材にはそれぞれ名前があり、自分で作っているのだから勉強して詳しくなるはず

なのですが、あまりにも色々な名前がありすぎて、とても覚えられません。

まずはギャンブレル屋根の上の勾配の緩やかな部分を1本ずつネジ止めしていきます。

高所作業になるので、足元にも気をつけなければいけません。

 

ie0718128

ちょっと大変でしたが、何とかできましたよ!

作業は順調です。

 

足場が出来た!

 

ie0197036

土間のコンクリートも乾き、足場を業者さんにお願いしました。

いよいよ、屋根に取り掛かれます。

 

ie0237044

11月下旬になると、雪が降る日も多くなり、日毎に寒さも厳しくなります。

まだ、根雪にはなりませんが、少し寒さに負けそうになります。

暖かい部屋で、ぬくぬくしていたいところですが、気持ちを奮い立たせて、厚着をして

外に出ると、頑張れるものですね…(^O^)

 

ie0547094

真冬前に屋根を付けて家の周りを囲めば、暖房を入れられます。

冬の間にコツコツと中の壁や床を張っていこうという計画です。

多少遅れ気味ではありますが、何とかなりそうな気がします。

 

ie0607105

足場屋さんは、あっという間に組み立てて作業終了です。

これで、屋根作りに取り掛かれます。

 

ie0637110

足場は、ぐるっと家の周りを一周しています。

基礎とコンテナの間に通気口を設置したり、隙間にウレタンを吹き付けて塞いだり、

細かい作業がたくさんありますが、それも少しづつ終わらせています。

 

ie0697122

足場の一番上まで行くと、とても眺めがいいですよ。

ちょっと、怖いけど…。

 

土間のコンクリート

 

ie0026002jpg

先日、みんなに手伝ってもらって完成させた床暖房のチューブの上に、4回目の

コンクリートを流し入れました。

これでコンクリートは最後です。

 

ie0096016jpg

前回までと同様、まずはポンプ車がやってきて準備を整え、流し入れる時間

ぴったりにコンクリートミキサー車がやってきました。

ミキサー車が作業している間、コンテナの上では次の工程の屋根を張るための

柱を立て始めています。

 

ie0146025

基礎と違って、一面に敷き詰めるので、どうやってやるのか興味深々でした。

長靴が埋まってしまうのではないかと…。

 

ie0196035

コンクリートを流し入れたら、トンボという道具で均していきます。

11月下旬になると、雪の日が多くなりますから、天気予報を見ながら、流し入れる

日を決めました。

雨や雪が降らなくて、プラスの気温の日じゃないと、コンクリートの固まり方に影響が

でるからなんです。

 

ie0226041

日にち選びは見事に当たり、直前まで降っていた雨もあがりました。

やはり、誰かが晴れ男なのでしょう。

 

ie0276052

トンボで均した後、最後にへらできれいに仕上げして完成です。

床暖房が入った暖かい土間が完成しました。

 

壁を作る

 

ie0525071

11月8日の朝、うっすらと雪が積もっていました。初雪です。

外での作業も、寒くて辛い日が多くなりました。

でも、弱音をはいてはいられませんね…

 

ie0555077

コンテナの開口した面に、壁を作りました。

中央部には、解体現場からもらってきた大きなガラス窓をはめ込みます。

鉄工関係の作業では、ちょっと一苦労でしたが、木工作業になると慣れていますから

割と早く出来上がりました。

 

ie0715106jpg

ガラスも入り、少し家らしくなってきました。

奥の方も同じように壁を作ります。

 

ie0725108jpg

ちょっと狭いけど、ここはリビングになります。

 

ie0975153jpg

問題は、屋根…

どうしたらいいか悩んでいたのですが、宮大工の棟梁に作り方を教えていただき、

だいぶ不安が解消されてきました。

屋根の形は、ギャンブレル屋根。北海道の農家の納屋や、厩舎に多く見られる

形です。

半壊で、取り壊しになってしまった納屋がこの形でした。

地震後、自宅が全壊して住めなくなったので、一時は半壊の納屋をリフォームして自宅にしようと考えました。

しかし、徐々に傾きが大きくなり諦めたのですが、せめてその納屋の屋根の形を残したいと

いう思いから、少し大変ですがこの形の屋根を作ることにした訳なんです。

 

ie0885136jpg

これからは、高いところの作業が多くなります。

はしごでの昇り降りですから、気をつけなくてはいけませんね。

 

ie0955149jpg

屋根の形ができれば、家の中側の作業は、寒風にさらされることもなくなります。

なるべく早くそこまで作れるよう頑張らなくちゃ!

今日、また雪虫が飛んでいました。いよいよ本格的な雪の季節がやってくるのか

もしれませんね。

 

JRコンテナの設置

 

ie0173030

10月31日、配管工事も終わり、いよいよコンテナの設置です。

この日、5人の方に手を貸していただきました。

中心の方には、何度も足を運んでもらい、どうしたら作業がうまく進むかをいろいろと

考えていただきました。そのお陰で、何のトラブルも無く、作業はスムーズに進み

ました。

 

ie0213039

コンテナにワイヤーをかけて、20tトラックのユニックで吊り上げました。

 

ie0263048

ちょっと心配だった吊り上げ作業も、うまくいきました。

 

ie0303056

設置場所の上まできたら、ユニックのコントロールを微調整して、下ろす

場所までもっていきます。

 

ie0363065

基礎には、コンテナを固定できるように、ボルトが埋め込んであるので、コンテナの

穴をボルトにはめ込みます。

ボルトも穴の位置にぴったりでよかったです!

 

ie0643120

角と角に設置し、3個目は、真ん中に置きます。

 

ie0753142

上からすーっと間に入りました。

しかも、左右の隙間が見事に均等に3センチづつです。

順調、順調!!

 

ie0593110

作業時間は、1時間半。

あっという間に作業は終了です。

 

ie0324064

無事にコンテナが設置されました。

今まで基礎だけ見ても、広さがよくわからなかったのですが、こうやって実際に

置いてみると、小さな家ですね(^O^)

真ん中の空間は、玄関になり、土間になります。

 

ie0774146

10月中にコンテナを設置できれば…という目標も達成!

忙しい毎日でしたが、何とかここまでやり遂げる事ができました。

ドアを取ってしまった部分は、木で壁を作り、ガラス窓をつけます。

これで、ようやく半分できましたが、まだまだ完成までは長い道のりです。

この次は、屋根をかけます。

大量の木材を切断し、組んでいきます。

高いところの作業にもなりますし、とても大掛かりですから、うまくできるかどうか、また

心配になります。

次の目標は、11月中に屋根をかけることでしたが、これは少し無理かもしれません。

雪が降るまでにはなんとかしたいところです。

 

ie0684133

 

猫たちは、新しい家に興味深々!

地下に潜ってみたり、ウロウロしたり。

でも、壁が鉄だから上に上がることも、爪を研ぐこともできないからちょっと不満げ!

早く、猫たちの新居もできるように頑張らないと…ね!

 

コンテナの加工

 

ie0532082

週末、埋め戻し作業が進む中、別の場所では、コンテナの開口作業が

行われていました。

5個のJRコンテナをコの字型に置くのですが、扉を取ったり、壁を取ったりするのは、

専門の業者さんにお願いしました。

 

ie0752119

自分たちでやろうと思い、目をガードするメガネやヘルメットなども用意したの

ですが、扉は大人6人がかりで持たないと持てないくらいの重量があり、

扉の切断作業中に、倒れたら怪我をするかもしれないし、小型のサンダーでは

とてもとても時間がかかるので、自力の作業は諦めました。

 

ie0772123

扉は、鉄の溶接で頑丈に取り付けられています。

蝶番の軸をサンダーで切り取って外してもらいました。

コンテナ同士をつなげて空間を作るために、全面開口すべき壁があります。

壁の開口は、プラズマ切断機という工具で、切り取ってもらいました。

 

ie0752119

作業は1日の予定でしたが、けっこう大変で2日間かかりました。

 

ie0782125

コンテナの重量は1.5t。

ドアだけでもとんでもない重さです。取り外したはいいけど、重くて動かせません。

大人6人で、全部のドアを運び、ようやく作業は完了です。

 

ie0792127

窓の部分は、設置のときの強度不足を考慮して、設置してからくり抜くことにしました。

 

ie0832136

基礎の工事が終わり、コンテナの開口も準備完了し、設置できる状態になりました。

次はいよいよ、コンテナの移動です。

 

土間の床暖房

 

ie0012002

いよいよ、基礎に関わる最後の工程です。

土間にコンクリートを入れるための鉄筋を組んだり、床暖房用のパイプを配置します。

まずは、基礎の横面に鉄筋を固定するための穴をあけます。

次にスタイルホームという厚みがある断熱材を敷きます。

鉄筋をちょうどいい長さに切っておき、たて横に組んでいきます。

 

ie0142024

鉄筋同士を結束線で組んでいきます。

何とか今日中に仕上げたいけど、日が短くなり、5時には真っ暗になってしまいます。

ピッチをあげてやっていると、助っ人がまた二人きてくれてみんなで作業!!

設備屋さんも加わって、やっと完了!

さすがに本職の方は、早い、早い!あっという間にクルクルっと縛っていきます。

 

ie0172029

日が傾いてきて、焦ります。

床暖房用のお湯が通るチューブを鉄筋に縛って固定します。

縛り終わるのが先か、日が落ちるのが先か…競争です。

 

ie0212035

作業が終わる頃には、もうあたりは真っ暗。

ヘッドライトをつけての作業になりましたが、何とかこの日のうちに作業を完了

することができました。

手を貸してくれたみなさん、ありがとうございました。

あとはここにコンクリートを流し込むだけです。よかった!!

 

埋め戻し作業

 

ie0631117

10月26日~28日は埋め戻し作業と設備屋さんの配管工事とコンテナの扉を

切断する作業が重なり、あちこちで作業が行われました。

 

ie0861158

まず最初は、設備工事です。

トイレ、お風呂、キッチンの配管と水道工事です。

家の機能が少しづつ備わっていきます。

 

ie0691128

次は、重機による埋め戻し作業です。

配管工事が完了したところで、掘って積み上げていた土を埋め戻します。

基礎の上から30センチのところまで埋めます。きれいに出来た基礎もほとんど

見えなくなってしまうのは、少し淋しいような気もしますが…

 

ie0771142

土間になる部分は、土を入れた後に、転圧機でたたいて固めます。

ここには最終的に、4回目のコンクリートを流し入れるので。

 

ie0961177

どんどん作業が進んでいきます。

今年は、忙しくて紅葉狩りどころではありませんでしたが、庭の木の紅葉、裏山の

紅葉、身近な秋を感じながらの日々でした。

今は、紅葉もすっかり終わってしまいましたけど…。

 

ie0042006

頼りになる親方(笑)です。

明るく元気で、いつも親身になって一緒に考えてくれます。

昭和のノリのダジャレがでると、みんなでコケたりして(笑)(笑)

楽しい現場ですし、いつも助けられています。

忙しい中、駆けつけてくれてありがとうございます。

 

ついに家の基礎が完成!!

 

ie2019-0970309

いよいよ型枠をはずします。

16日に流し入れたコンクリートは、3日間もあれば固まるのだそうです。

早いんですね。

19日土曜日はあいにくの雨だったので、20日日曜日から、型枠をはずし始めました。

まずは補強のために取り付けた単管や桟木(さんぎ)という角材を取り外します。

両側からしっかりと押さえつけてコンククリートの圧力に耐えてくれました。

 

ie2019-0021003

でも、コンパネとコンパネの継ぎ目は、やはり弱いので、より一層抑えを強くした

つもりですが、とめたネジが折れていたり、ナットが食い込んでいたりしたので

コンクリートが破裂寸前だったのかもしれません。

でもトラブルも無く、無事に固まりホッとしています。

 

ie2019-0920300

型枠を張っていく作業も大変でしたけど、はがす作業も意外に大変です。

はがすことを意識しないで作ってしまったので、内側からネジ止めしているところが

たくさんあり、バールを使ったり、金づちで叩いたりして、とんでもない力仕事

でした。こんなに力仕事をしたのは久しぶりでした。

10月下旬だというのに、快晴☼で気温が高く、汗だくになりました。

 

ie2019-0201037

人通口は、穴を開ける分、コンクリートの圧力に負けないようにしっかり細工が

してあります。

ここは、自分たちでは間に合わなかったので、元宮大工の棟梁が手伝って作って

くれました。

 

ie0221041

こんなふうに、強度を増すように、板で抑えもしてありました。

見事な仕事ぶりです。

 

ie2019-0081016

4日間、朝から晩までやってやっと終わりました。

コンクリートを流し入れたあとに、金づちでトントンと念入りに叩いたせいか、

気泡もなく、とてもきれいな仕上がりです。建築士さんにも、業者さんよりきれいな

出来だとほめられ、100点満点の120点をいただきました(*^^)

 

ie0321059

穴を掘り始めたのが、9月25日。約1ヶ月で基礎が出来上がりました。

元々は基礎は業者に・・・と考えていましたが、自分でやらざるを得なくなり、

正直、かなり不安な面もありましたが、無事に出来上がり、本当によかったです。

やれば出来るんだ・・・と実感しました。

それにしても作業に追われ忙しい毎日でしたが、やっと、解放された感じです。

週末には、設備屋さんが配管の工事を行う予定です。

また1歩前進です。

 

型枠が完成!!

 

ie2019-0800135

昨日は手伝いの人がいましたが、今日は二人で外枠を完成させなければなりません。

正直、この時点で、明日のコンクリートの流し込みに間に合うかどうかとても不安です。

外側のコンパネに内側と同じ位置にセパレータ用の穴を開けます。

これがなかなかむずかしい…

型枠大工さんには、熟練の技があるようですが、私たちは初めての作業ですから

1本1本内側のネジに合わせてマジックで印をつけて穴を開けました。

意外にも、ネジ穴がずれることもなく、手間が掛かりながらも出来上がっていきます。

 

ie2019-0660107

コンパネは、全部で17枚!

急げ急げです。

 

ie2019-0690113

今日は、私たちだけなので、ちびこはつまらなそうです。

あ~誰も来なかったな・・・と思っていたら、夕方建材を届けてくれた建材屋のお兄さんに

思いっきり遊んでもらいました。

今日も楽しかったね!

 

ie2019-0810136

こうやって、ネジ穴にネジを差し込んだら、ナットでしめていきます。

まず角から攻めていきました。

角が決まれば、真ん中の方はコンパネを切らずにはっていけばいいのですが、

半端な隙間ができたり、悩むことも多く、薄暗くなってきてタイムアウト!

 

ie2019-0900150

予定通りには進みませんでした。

まだ外側の枠ができていないところもあります。

さらに、枠が出来たらそれを補強するために単管や角材で押さえ込んで補強をしなければ

なりません。

さもないと、コンクリートの圧力に負けて枠が爆発します。

明日2時に間に合うだろうか?とてもとても心配な夜でした。

 

ie2019-0080162

16日、コンクリートミキサー車が来る日、早朝から作業に取りかかりました。

2時間やって、間に合わない…と青くなっていると。工務店の社長さんと

大工の棟梁が朝早くから来て手伝ってくれました。

素人の私たちと違って、どんどん出来上がっていきます。

間に合うから大丈夫!そんな社長の言葉に励まされ、作業を進めていきました。

 

ie2019-0100165

手慣れた作業で、みるみる出来上がっていきます。

さすがはプロです。

 

ie2019-0110166

基礎の高さは110センチに設計してあります。

北海道では各市町村ごとに、凍結深度というものが決まっています。

最も寒い陸別町や佐呂間町は120cm、札幌市は60cm、比較的暖かい伊達市や

洞爺湖町は50cm、厚真町は80cmです。

地下80cm、地上30cmで合わせて110cmという計算です。

 

ie2019-0240187

棟梁たちの手助けがあったので、何とかコンクリートの流し入れに間に合いました。

コンクリートを流し入れるときに破裂しなければ、成功です!

つぎはぎした板の隙間から、コンクリートがしみでてきましたが、すぐ固まるので

どーっと出てしまうということはありませんでした。

表面はコテで、ならしてくれました。

社長さんも、棟梁も、とてもいい方で、本来の仕事以外の事を手伝ってくれたり、

家のいろいろなところのアドバイスもしてくれます。

休日なのに、わざわざ進み具合を心配して見に来てくれたりもしました。

本当に頼りになります。

 

ie2019-0320200

流し入れたコンクリートの後を追うように両側からかなづちでトントンと叩いていきます。

こうすることで、中の空気が抜けて、きれいなコンクリートになるんですって。

 

ie2019-0370208

穴を掘り始めてから、1ヶ月も経たないうちに基礎が出来上がりました。

時間に追われて気ぜわしかったのですが、出来上がった基礎を見ると何とも

感慨深いものがあります。

今週末には、型枠を外す作業を行います。

きれいなコンクリートが出てくるのが楽しみです。

 

« 古い記事 新しい記事 »