いよいよ型枠をはずします。
16日に流し入れたコンクリートは、3日間もあれば固まるのだそうです。
早いんですね。
19日土曜日はあいにくの雨だったので、20日日曜日から、型枠をはずし始めました。
まずは補強のために取り付けた単管や桟木(さんぎ)という角材を取り外します。
両側からしっかりと押さえつけてコンククリートの圧力に耐えてくれました。
でも、コンパネとコンパネの継ぎ目は、やはり弱いので、より一層抑えを強くした
つもりですが、とめたネジが折れていたり、ナットが食い込んでいたりしたので
コンクリートが破裂寸前だったのかもしれません。
でもトラブルも無く、無事に固まりホッとしています。
型枠を張っていく作業も大変でしたけど、はがす作業も意外に大変です。
はがすことを意識しないで作ってしまったので、内側からネジ止めしているところが
たくさんあり、バールを使ったり、金づちで叩いたりして、とんでもない力仕事
でした。こんなに力仕事をしたのは久しぶりでした。
10月下旬だというのに、快晴☼で気温が高く、汗だくになりました。
人通口は、穴を開ける分、コンクリートの圧力に負けないようにしっかり細工が
してあります。
ここは、自分たちでは間に合わなかったので、元宮大工の棟梁が手伝って作って
くれました。
こんなふうに、強度を増すように、板で抑えもしてありました。
見事な仕事ぶりです。
4日間、朝から晩までやってやっと終わりました。
コンクリートを流し入れたあとに、金づちでトントンと念入りに叩いたせいか、
気泡もなく、とてもきれいな仕上がりです。建築士さんにも、業者さんよりきれいな
出来だとほめられ、100点満点の120点をいただきました(*^^)
穴を掘り始めたのが、9月25日。約1ヶ月で基礎が出来上がりました。
元々は基礎は業者に・・・と考えていましたが、自分でやらざるを得なくなり、
正直、かなり不安な面もありましたが、無事に出来上がり、本当によかったです。
やれば出来るんだ・・・と実感しました。
それにしても作業に追われ忙しい毎日でしたが、やっと、解放された感じです。
週末には、設備屋さんが配管の工事を行う予定です。
また1歩前進です。
2019年10月24日
昨日は手伝いの人がいましたが、今日は二人で外枠を完成させなければなりません。
正直、この時点で、明日のコンクリートの流し込みに間に合うかどうかとても不安です。
外側のコンパネに内側と同じ位置にセパレータ用の穴を開けます。
これがなかなかむずかしい…
型枠大工さんには、熟練の技があるようですが、私たちは初めての作業ですから
1本1本内側のネジに合わせてマジックで印をつけて穴を開けました。
意外にも、ネジ穴がずれることもなく、手間が掛かりながらも出来上がっていきます。
コンパネは、全部で17枚!
急げ急げです。
今日は、私たちだけなので、ちびこはつまらなそうです。
あ~誰も来なかったな・・・と思っていたら、夕方建材を届けてくれた建材屋のお兄さんに
思いっきり遊んでもらいました。
今日も楽しかったね!
こうやって、ネジ穴にネジを差し込んだら、ナットでしめていきます。
まず角から攻めていきました。
角が決まれば、真ん中の方はコンパネを切らずにはっていけばいいのですが、
半端な隙間ができたり、悩むことも多く、薄暗くなってきてタイムアウト!
予定通りには進みませんでした。
まだ外側の枠ができていないところもあります。
さらに、枠が出来たらそれを補強するために単管や角材で押さえ込んで補強をしなければ
なりません。
さもないと、コンクリートの圧力に負けて枠が爆発します。
明日2時に間に合うだろうか?とてもとても心配な夜でした。
16日、コンクリートミキサー車が来る日、早朝から作業に取りかかりました。
2時間やって、間に合わない…と青くなっていると。工務店の社長さんと
大工の棟梁が朝早くから来て手伝ってくれました。
素人の私たちと違って、どんどん出来上がっていきます。
間に合うから大丈夫!そんな社長の言葉に励まされ、作業を進めていきました。
手慣れた作業で、みるみる出来上がっていきます。
さすがはプロです。
基礎の高さは110センチに設計してあります。
北海道では各市町村ごとに、凍結深度というものが決まっています。
最も寒い陸別町や佐呂間町は120cm、札幌市は60cm、比較的暖かい伊達市や
洞爺湖町は50cm、厚真町は80cmです。
地下80cm、地上30cmで合わせて110cmという計算です。
棟梁たちの手助けがあったので、何とかコンクリートの流し入れに間に合いました。
コンクリートを流し入れるときに破裂しなければ、成功です!
つぎはぎした板の隙間から、コンクリートがしみでてきましたが、すぐ固まるので
どーっと出てしまうということはありませんでした。
表面はコテで、ならしてくれました。
社長さんも、棟梁も、とてもいい方で、本来の仕事以外の事を手伝ってくれたり、
家のいろいろなところのアドバイスもしてくれます。
休日なのに、わざわざ進み具合を心配して見に来てくれたりもしました。
本当に頼りになります。
流し入れたコンクリートの後を追うように両側からかなづちでトントンと叩いていきます。
こうすることで、中の空気が抜けて、きれいなコンクリートになるんですって。
穴を掘り始めてから、1ヶ月も経たないうちに基礎が出来上がりました。
時間に追われて気ぜわしかったのですが、出来上がった基礎を見ると何とも
感慨深いものがあります。
今週末には、型枠を外す作業を行います。
きれいなコンクリートが出てくるのが楽しみです。
2019年10月18日
組みあがった鉄筋の一部を、サンダーという道具で切断し、床下を人が
通れるように開口を作ります。この開口を「人通口(じんつうこう)」と言います。
そして、大仕事の型枠作りです。
コンパネ(コンクリートパネル コンクリート型枠用合板)で、コンクリートを流す
枠を作っていきます。
こんな小さな家の基礎でも、コンパネは80枚用意しました。
まずは固定用の角材を付け、先日組み上げた鉄筋の両側に並べていきます。
12日は3人の方に手伝っていただきました。
てきぱきと木をうち、運び、設置!
相対するコンパネ同士をつなぐためにセパレータという金属の棒を入れるのですが、
それを挿入するための直径9mmの穴を8ヶ所開けなければいけません。
ドリルで穴を開けたり、電動工具を色々使うのですが、みなさんとても楽しそうに
作業してくれました。
図面を片手に、長さや位置を考えたりしないといけないので、頭が混乱して
時々は間違ったりもしましたが、いい雰囲気でその日の作業が終了!
だんだん日が短くなり、最近はもう4時半頃から薄暗くなるので、作業時間が限られてしまい
ます。
ゆき虫も飛んでいます。気温も低くなり、冬が近づいてきているようです。
翌日は台風の影響で雨の予報でしたので、手伝いの方もお休みで私たち二人で作業の続きです。
でも、夜中に降った雨も朝にはあがったので、諦めていた作業ができてよかったです。
コンクリートを流し入れる日時が決まっているので、その日までに完成させないと
いけないのです。間に合うかどうかちょっと心配でした。
14日は、4人の方に手を貸してもらいました。
慣れない作業ですし、複雑な箇所もあり、苦戦することもしばしば…
でも、大変な内側のコンパネを打ち付ける作業や、セパレータを差し込む作業も
無事に終わりました。
ふたりでは、とてもここまでできなかったと思います。
みなさん、本当にありがとうございました。
ちょっと、ひと休み!
我が家のおばあちゃん猫♀のちびこは、人が大好き!
誰にでもスリスリして人懐こいので、みんな ちびこが大好き!
みんなに可愛がってもらい、写真もたくさん撮ってもらっています。
厚真町災害ボランティアセンターのFacebookにも載せてもらいました(*^^)v
板の上に乗ったりして邪魔をすることもあるけど、みんなを笑顔にしてくれます。
うちの接待係兼現場監督のちびこの暖かいおうちも作ってあげないとね…
残りあと、半分!外周のコンパネを付けなければなりません。
型枠が完成するとコンクリートを流し込みますので、それが固まるまで少し余裕が出ます。
しかし、その後は型枠のコンパネをはずす作業が待っています。
続いて設備屋さんの配管の作業日程が決まっていますから、その日までに作業を
終わらせなくてはいけません。
それから、掘った土を埋め戻す作業、コンテナの加工、設置と、今月中に行う予定が
ぎっしり入っています。
今月は、まだまだ目が回るような忙しさが続きます。
来月になったら、やっと一息つけると思いますので、もうひと頑張りです!
ひとつひとつの成果を励みに頑張っていこうと思います。
2019年10月17日
ふたりで組んだ鉄筋も職人さんに合格点をいただき、2度目のコンクリートを
入れる作業に入ることができました。
またしてもポンプ車とコンクリートミキサー車がやってきました。
今度は、型枠を作ってあるベースの部分にコンクリートを打ちます。
前回は、コンクリートミキサー車は1台でしたが。今回は2台やってきました。
1台目のコンクリートを流しているあいだは、道路で待機。1台目が流し入れ終わると2台目
と交代しました。コンクリートの量が前回より多かったので2台になりました。
コンクリートは、前回の捨てコンより水分が多いようです。
ホースで流し入れたら、木でトンボ均し(ならし)というトンボみたいな形の道具を
作って、表面をトントントンと叩いていくととてもきれいになりました。
コンクリートを流し入れ始めて1時間でこんなにきれいになりました。
この日は朝からあいにくの雨☂。しかも強風が吹いたり、激しい雨が降ったりやんだ
りでしたので、予定通り出来るかどうか心配でしたが、午後3時の予定の時間になると
なんと、ぴたっと雨があがりました。
しかも、作業が終わるとまた大雨です。
無事にまたひとつの工程が終わりました。
2019年10月9日
ベースの型枠ができて墨出しも終わり、次はいよいよ自分たちで鉄筋を組む作業を始めます。
何せ、初めての作業なので、図面を見て色々な方にアドバイスいただきました。
まずは、ベース筋という鉄筋を等間隔に入れていきます。
最近は、予め組み上がった状態のものが売られており、それを利用したので、想像していたよりも
楽に感じました。
しかし、全部間に合う程は在庫が無かったので、残りの部分は1本1本組んでいかなくてはなりません。
鉄筋と鉄筋は細い針金をハッカーという道具で結んでいきます。
狭いところを立ったり座ったりしながら、地道に結んで行くのですが、作業着は
泥だらけだし、腰は痛くなるしきつかったのですが何とか順調に進んでいきました。
雨に阻まれた日もありました。
10月に入り、どんどん日が短くなり5時には薄暗くなるので、作業時間も
短くなります。
3日間かかりましたが、何とか組み上げることが出来ました。
8日に、コンクリートを流し込む予定が入っていましたので、出来上がるか
どうか不安はありましたけど、ギリギリ間に合いました。
コンクリートは、板の高さまで流し入れます。
鉄筋が、規定の高さに少し足りないので、それは、コンクリートを流し込んでから
足していくことにしました。
コンクリートを流し込んだら、次はコンパネという板で立上がり部分の型枠を作っていきます。
計算ではコンパネは80枚。かなりの重労働ですね。
慣れない作業なので、間違ってやり直したりもしましたが、何とか完成出来てほっとしました。
でも、そんな初めての作業をいくつもやっていかないとなかなかゴールには
たどりつきませんね。
この先も様々なハプニングが起きることでしょう。
ねこ達は、いつも一緒!たまには邪魔もするけど、本当に癒されます。
かわいい猫たちと頑張ります!
2019年10月8日
9月30日、快晴☼
コンクリートを打って地盤を固めた後、引き続き職人さんにベースの型枠作りと
墨出しをやてもらいました。
ベースは専門用語でフーチングというらしいですが、住宅の基礎の逆さTの字の一番下の部分です。
15cm幅の板を張って型枠を作っていきます。
さすが、手馴れた職人さんです。スイスイと作ってました。
そして、墨入れです。
これがこれから立ち上げる布基礎の中心線になります。
猫たちも興味津々!
だんだん出来ていく様子をじっと見守っています。
この作業がおわると、いよいよ私たちの出番です。
2019年10月8日
予定通り26日に中古のJRコンテナが5個トラックに乗せられてきました。
よく、貨物列車で見かける色です。
最近は、海上コンテナのお洒落なカフェなどよく見かけるようになりましたが、
このタイプのコンテナも需要が多くなっているようで、うちでも予約を入れた
時には100台待ちでしたので、やっと買えた…とちょっと安心しました。
さらに、開閉扉が前と横両方開くタイプは数が少ないのだそうです。
でも、このタイプじゃないと連結出来ないので更に時間がかかったのかもしれません。
札幌市内からの輸送は、2台積みのトラックが2台と1台積みのトラックが1台の
計3台できました。
2個積みのトラックは、家の入口の坂道は入れるのですが、曲がりきれず奥まで入ってこられませんでした。
そこで、1台積みのトラックに移して運ぶ作戦に変更です。
ユニックで釣り上げ、小さいトラックに移します。
コンテナ1台は、1.5tの重量物です。
ここでも、また見事な仕事ぶりを間近に見ることができました。
移動作戦は、大成功!
5台この場所に置けなかったらどうしようかと色々次の手を考えていたのですが
万事うまくいってよかったです。
こうやって、無事にコンテナも置くことができました。
みんな、これが家になるなんて思わないようで、ずい分たくさん物置用のコンテナ
を買ったねと言われます。
「これ、家になるんですよ!」って言うと「え~???」と物凄く驚きます。
そして、とても楽しみだと言って、進み具合を見に来てくれます。
みんなが楽しみにしている中古コンテナの家、頑張って作らなくちゃ!!
扉を開けるとこんな感じで板張りです。
中古なので、送り状入れがそのままついていたり、ガムテープがベタベタ貼られた
ままです。
がんばって基礎を完成させ、10月中には、基礎に乗せたいです。
今月中は、本当に忙しくなりそうです…。
2019年10月5日
作業開始2日目の26日、この日も秋晴れ☼
この日は、慌ただしい1日!
出っ張った杭を切った後、砂利を固めて、その上にコンクリートを打ちます。
コンクリートミキサー車が来る前に、JRコンテナも来る日だったので、時間帯が
重ならないように手配し、午前中にコンテナ、午後にはミキサー車がくるように
してもらいました。
あんなに広々としていた庭には、色々な物が置かれて大賑わいです。
いよいよ、コンクリート投入です。
まず最初にポンプ車が到着しました。着々と準備を進めています。
少したつと、やってきましたコンクリートミキサー車が…。
何だかとてもワクワクします。こんなに近くでコンクリートが入る様子を見るのは
初めてですから。
ミキサー車でこねたコンクリートがポンプ車に入れられ、太いホースのような
ところから出てくるんですね。
コンクリートの準備ができ、オペレーターの方が流し入れていきます。
腰に付けたリモコンを操作して、流れる量などをコントロールしながらの作業です。
ミキサー車でこねているコンクリートの量は注文した分だけです。その分量を均等に
流し入れるのですから、お見事!すごい技術だと思いました。
コンクリートは余すことなく、「ちょうど」でした。すごい!すごい!連発!
流し入れたコンクリートを追っかけながら左官屋さんのようにコテやシャベルを
使って、平にしていきます。
慣れているとは言え、専門の職人さんはすごいです。
見る見るうちに出来上がっていきます。
トレーラーハウスの窓からみる朝日。
今日も一日、頑張ろう!!そんな気持ちにさせてくれます。
2019年10月4日
9月25日、いよいよコンテナを使った家作りが始まりました。
基礎工事は業者に頼むつもりで、工務店や建設会社などやってくれるところを探しましたが、やはり
今はどこも手一杯で頼めるところがありませんでした。
こうなったら、基礎から自分でやるしかありません!
少々不安もありましたが、色々な方に教えてもらいながら、始めました。
挑戦の始まりです!
…とは言え、全く全部二人で出来る訳はありません。
バックホーをレンタルし、設計士の知り合いの会社の社長さんに穴を掘ってもらいました。
その方に、砂利を敷いて捨てコンを打つところまでやってもらうことになりました。
あっという間に深さ1mくらいの基礎の穴が掘れました。
北海道は冬に土が凍結します。
自治体毎に凍結深度というのが決められており、設備を作るときや、水道管を
埋設するときはその深さ以下にしなければなりません。
さもないと、凍った土で建物が持ち上げられ壊れてしまうのです。
家が建つ地面の下には、電信柱のような杭を29本埋めてもらいました。
これで大きな地震がきても家がしっかりするので、倒れる心配がないそうです。
岩盤に当たり高止まりして出っ張った杭を大型のサンダーで切断!
白い煙に巻かれながらの作業は大変そうでしたが、無事に切り終わった
ようです。
あとはここに砂利を敷いて転圧してコンクリートを流し込みます。
2019年10月4日
札幌市の保育所が解体され、新しく生まれ変わります。
そこで、窓やサッシ、ドアなどの建具、棚、引き出しなどを取っておいてもらい、
2tトラックを借りて引取りに行きました。
たくさんあって1回ではとても積みきれず、札幌と厚真町を3日間で、3往復しました。
園長先生も、保育所にあったものを使ってもらえて嬉しいと言ってくださいました。
私も以前、幼稚園に勤めていたので、お道具箱や靴箱などとても懐かしく、不思議な
縁を感じます。
かわいいベンチももらいました。
これは、猫たちがきっと喜ぶかな?と思って。
庭に並べると、よくトラックにこれだけ積めるものだと思うくらいありました。
第2便、第3便で、洗面台、ステンレスの流しなどももらいました。
あんなに広かった庭には、色々な物が山積みになり、だんだん置く場所も無くなって
きました。
カラフルな引き出し…
どんな風になるのかな?とても楽しみです。
どれも、年季が入ってとてもいい味わいです。
全部運び終わってから、物を分類して、木枠のガラス窓やドアは納屋に運び、
サッシは庭に置く場所を作って立てかけ、雨に濡れないようにブルーシートを
かけました。
庭にブルーシートの山がいくつも出来ました(^O^)
仮設のトレーラーハウスの玄関ドアの横に、さっそく靴箱をひとつ置きました。
ごちゃごちゃしていた物が収納できて、すっきりしました。
トレーラーハウスは狭いので、食器を流し台の下に置いてあり、出し入れが大変でした。
そこで、棚を洗面所に置き、食器棚にしました。
劇的に使いやすくなりました。
棚には「砂場用食器」どんぶり、おちゃわん、こざら、しょうゆいれと書いてあります。
保育所の名残…そのまま貼ってあります。
ありがとうございました!
2019年9月19日
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