ノーザンホースパークで流鏑馬
7月25日、苫小牧市にあるノーザンホースパークで、日光東照宮の400年式年大祭
の記念事業として流鏑馬(やぶさめ)の公演が行われました。
苫小牧市と日光市は姉妹都市交流があり、それが縁で、北海道で初めて
開かれることになったのだそうです。
この日は、生憎の小雨模様でしたが多くの観客が集まりました。
前半は、しきたりに従い、行列が行き交い、「小笠原流」の射手が射手装束と
呼ばれる衣装をまとい、目の前を通っていきます。
馬は、ノーザンホースパークにいる馬で、練習を重ねてこの日を
迎えたのだそうです。
報道関係の人もたくさん来ていました。
約250mの直線コースが設けられていました。
行列が復路を歩き終えるといよいよ流鏑馬が行われます。
途中3ヶ所に設けられた的をめがけて矢を打ちます。
私たちは、一番最初の的が見える場所で見ていました。
最初の射手は、見事に的中!
観客席からは、大きな歓声があがりました。
間近で見る流鏑馬は、圧巻でした。
的を射抜く大きな音も迫力を感じました。
2番目の馬は、なんと猛スピードで駆け抜け、矢を射る事ができませんでした。
あっという間に、通り過ぎていきました。
観客席からは、違うどよめきのような歓声があがりました。もっとすごい迫力でした。
大役を果たし、復路は、観客の拍手を受けながら戻っていきます。
スピードを出しすぎて、反省しているのかな?
ちょっと、首をうなだれ気味で戻ってきました。
成績優秀な射手には、ご褒美が贈られました。
前日までは、快晴だったのに、雨が降ったのは残念でしたが、大迫力の流鏑馬は
とても印象に残るものでした。
2015年8月4日